◎E5系と何が違う? 座席はどこがいい?
出発時刻よりも早めに東京駅へ到着し、ホームの端で待機しようとしたら、すでに先客がたくさんいてギョッとした。H5系の雄姿をカメラに収めるべく、場所取りをしているのだ。考えることはみんな同じらしい。
とはいえ、H5系は旧来からあるE5系とパッと見はほとんど違いがない。外観上の相違点としては、E5系ではピンク色のラインが、H5系ではパープルになっていることと、あとは側面のロゴマークが専用のものになっていることぐらい。
H5系は10両編成であるが、盛岡までは秋田新幹線こまち号が連結しており、17両編成となっている。10号車が「グランクラス」と呼ばれる特別車両、9号車がグリーン車で、1〜8号車が普通車。はやぶさ号には自由席はなく、全席指定である。グーグルのストリートビューで車内のレイアウトが公開されており、予約時に座席を選ぶ際にとても参考になった。ちなみに北上する往路であれば、進行方向右側が最も景色が楽しめる。
最新鋭の車両は快適で、何よりきれいだった。強いて言えば、Wi-Fiが非搭載なのは残念。この路線はトンネルがとにかく多く、通過するたびに携帯の電波が切れるから、ネットにまともにつながらないのだった。
《陸路だから味わえる達成感。東京駅から行ってきます!》
●わざわざ食べに行く甲斐がある
無事の到着を祝して乾杯するなら地元の居酒屋へ。函館は美食タウンで食いしん坊にはたまらない。個人的にはいかそうめんに1票。
●函館のホテルは朝食で選ぶべし
函館のホテルは朝食ビュッフェに力を入れている。「函館国際ホテル」では海鮮丼やステーキなどが食べられ、とても豪華だった。
●早起きしてウマイもの探しへ
函館駅前に広がる朝市は定番の観光スポット。特に目を引くのは北海道ならではの海の幸。安くはないが、ついいろいろ買いたくなる。