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ビジネスコーチに聞く「朝の憂鬱」を乗り切る5つのヒント

2018.04.09

 

 では、実際、朝の憂鬱がやってきたときはどうすればいいだろうか。その対策として、小林さんは次の5つをおすすめする。

1.自分自身に朝、前向きな問いかけをする

「私もよくやるのですが、朝憂鬱になる人は、自分への問いかけがネガティブになることがあります。そこで『今日はどんな楽しい事と出会えるだろう』『今日1日が終わったら、どんなご褒美を自分にあげようかな』など、自分に対して、気持ちが前向きになるような問いかけをしてみることが一つだと思います」

2.呼吸に意識を向けてみる

「朝から経営者様とのコーチングがある場合などに行っているのですが、気持ちをリラックスさせて集中力が高まるのを感じられるのが、とにかくゆっくり呼吸をして、呼吸に意識を向けることです。3分〜5分で良いので、何も考えず、自分の呼吸を聞いてみてください。特に吐く息に意識を向けると、リラックスでき、吸う息に意識を向けると、気合が入るように感じます。私は毎日行なっています」

3.起きたら上を向く

「単純ですが、身体と心と気持ちはつながっているといわれます。そのため、胸を張って、上を向き、ちょっと微笑んでみると、気持ちの憂鬱さが軽減するといわれています。無理して、『元気にならなくちゃ』『明るくしなくちゃ』と思わないで、自分の身体に気持ちをゆだねてみましょう。少し気持ちが楽になりませんか」

4.声を出す

「2の“呼吸”にも似ていますが、朝から仕事を行うときには、発声練習をすることがあります。大きな声を出したくても出せない場合でも、『ハ行(ハヒフヘホ)』をお腹から一語ずつ息を吐ききる気持ちで発声すると、腹筋だけでなく、身体が目覚める感覚もあるため、憂鬱さがなくなります。声を出せる環境のときには、『ア行(アイウエオ)』を口を開いて発生すると、なぜかすっきりします」

5.脳に刺激を与える

「朝からネガティブな会話をすると、落ち込みやすいと思いませんか。また、じっとしていると一段と憂鬱になるはずです。楽しいと思えることならどんなことでもいいので、話をすると気分が明るくなりやすいです。また、少し身体を動かすだけでも、脳を刺激するといわれています。気持ちを持ち上げるというより、話をしたり運動したりすることで、脳に刺激を与え、脳を先に起こしてあげるというのも、一つの方法かと私は思います」

 朝、目覚めたとき、なんとなく憂鬱な気分である自分に気づいたら、ぜひこの5つを実践してみよう。

小林 里江さん
スマイルコミュニケーション代表。中小企業メーカーにおいて、事務から営業・企画等を兼務し、事業規模三倍、売上六倍にした功績により、女性初の管理職も経験。その間に身につけたコーチングと人財開発スキルを活かし、現在はビジネスコーチ・研修講師として全国で活躍中。コーチ実績2800時間以上。研修講師としては98%以上のリピート率を誇る。http://www.smile-communication.jp/

取材・文/石原亜香利

※記事内の情報は取材時のものです。

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