下半身の血行促進で強い男になる!
「私は男性ではないので、『効いた!』という実感はないのですが(笑)」と前置きしたうえで、整体師(整体師養成認定講師)の久嬢由起子先生はこれまでの施術経験から、男性機能の低下について分析する。
「現代人のおしりは、とても凝っています。オフィスや自宅、通勤途中など、椅子上での生活時間が長いせいかもしれません。骨盤の歪みを正し、そけい部のリンパの流れをよくすることで、下半身全体の血流がよくなります。さらに、おしりをていねいに揉みほぐしてあげると、男性機能低下の改善が見込めます」
ただし、男性機能の低下というのは加齢による自然現象なので、神経質になる必要はない。
「30代後半から40代は、いい意味での“余裕”が滲み出ます。余裕は、訓練して得られるものではありません。ダイム世代の男性には、背筋をピンと張って、胸を張って、颯爽と歩いてほしいですね」
おしり、太もも、ふくらはぎに血流を促す!
背中からふくらはぎにかけて、体の後ろ側全体を伸ばしながら、筋力アップ。血流が全身に巡るので、気分もリフレッシュします。
①足を肩幅くらいに開き、壁に向かって両手を上げて立つ。
②両手を上げたまま腰から前傾し、壁に手をつける。手で体を支えながら、背中・腰・おしり・ふくらはぎを気持ちよく伸ばす。余裕があれば、つま先を上げるとふくらはぎへの負荷が高まり、効果大。
つま先を上げる時、土踏まずも上げればふくらはぎの引き締め効果がアップ。できなければ、無理のない範囲でOK。
腰を直角に曲げられない人は、45度くらいの浅めでOK。壁をしっかり触り、無理をせずゆっくりと倒してください。おしりや太ももの裏が伸びている感覚があれば、効果アリです。