なんと、3万円もする電卓があるらしい。電卓なんて、売れてないのになぜ今さら? …実はそう思っていた。だが、電卓は全世界で毎年、日本メーカーだけで7000万台近く売れているのだという。3万円の電卓、気になる、気になりすぎる。あぁ、一度キーを叩いてみたい…@DIME編集部の心に染みた電卓と出会うため、メーカーへ突撃取材をしてみた。
■なぜ『S100』は3万円もするのか?
3万円の電卓。その名はCASIOの『S100』という。
電卓に3万円って、正直高すぎませんか? だって、百均で電卓が買える時代にそんな高級電卓の必要なんてあるのか? そう思うのが普通の考え方。
なので、カシオ計算機の企画担当者とデザイナーに直撃してみた。「なぜ、『S100』は3万円もするのか?」と。
(左)商品企画担当 大平啓喜氏/(右)デザイン担当 宇都宮 亮氏