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目の前の仕事にしか手がつけられない若手社員の特徴

2017.02.20

■職場の情報に疎い

 その仕事だけをいつまでも全力でしている20代の社員は、情報砂漠の中にいる。つまり、会社や部署、上司や同僚らの情報をつかんでいない。取引先のことはまず、耳に入らない。だから、時々、妙な行動をとる。ほかの部員の全員が知っていることを知らなかったりする。例えば、会議の時間が変更になったことに気がつくことなく、ひとりだけ、会議室にいるような行動もとる。しかし、職場で浮いた存在になっているから、自分が浮いているとも感じない。ますます、孤立をしていくが、そのこともわからなくなっている。

■1つの仕事をこなすことが「量」だと思っている

 20代のときは、仕事の質を求める以前に、量を求めるべきである。20代前半から大量の量をこなすうちに、20代後半から30代前半で質を求めることの意味が体でわかる。「量から質への転化」である。

30代半ばから後半で、その質をバージョンアップさせ、「黄金の40代」を迎え、大きく浮上する。これが、キャリア形成の「勝ちパターン」の1つである。ところが、20代のときに1つの仕事だけにしがみつく人は、仕事の量が圧倒的に足りない。「足りない」とすら思っていない。その1つの仕事をこなすことが「量」だと思っているふしがある。それでは、30歳ぐらいになったときに、大きな壁にぶつかる。そのことにも気がつかない。

20代に限らないが、1つの仕事だけをひたすらする人は、会社員ではなく、自営業や個人事業主をするほうがいいのかもしれない。会社員である以上、程度の違いはあれ、チームで仕事をするもの。そのことに苦痛を感じるならば、身の振り方を考えたほうがいいのかもしれない。あえて、会社員にこだわる必要もないのではないだろうか。

これを機に、目の前の仕事以外に、上司や同僚らの仕事にも目を向けてみよう。部署や会社全体のことまで考えてみたい。様々な問題点や課題が見えてくるはずだ。それを知ることもなく、前の前の仕事をだけをしていき、妙なプロ意識に浸るのは避けたほうがいい。20代は、そんなことに時間をついやすような時期ではない。

文/吉田典史

ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。近著に「会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ」(KADOKAWA/中経出版)。

■連載/あるあるビジネス処方箋

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