ジョージア エメラルドマウンテンブレンド クリアブラック(2012)
■コーヒーブレイクに『ジョージア』トリビア
『ジョージア』が発売された1975年、当時、コーヒーは淹れたてを飲むのが当たり前の時代であった。そんな時代でも、日本のコーヒービジネスの隆盛を予測した日本コ ・コーラが「売れるわけがない」という米国本社の大反対を押し切り、発売に踏み切った。もしこの英断がなかったら、日本の今の缶コーヒー文化は花開いていただろうか?
これまで多くのエポックメイキングを切り開いてきた『ジョージア』には、こんなトリビアがある(※『ジョージア』40周年の歩み、より転載)
1.『ジョージア』の名でこれまで発売された製品は全部で550種類以上
––1975年の発売から2016年12月末までに、『ジョージア』ブランドで発売された製品は550 種類をこえる。 リニューアルも含めると約1,200種類にのぼり、1年で平均30種類の製品が発売されてきたことになる。
2.『ジョージア』は日本を含めて9つの国と地域で発売されている
––『ジョージア』が発売されているのは中国、香港、インド、韓国、マカオ、シンガポール、台湾、アメリカ、日本の9つの国と地域。日本発のブランドとして世界に広がりつつある(2014年末現在)
3.日本茶や紅茶を”ちょい足し”した『ジョージア』がある
––「ジョージア クロス 和スタイル」(2011年発売)では宇治抹茶を、「ジョージア クロス UKスタイル」(2012年発売)ではダージリンティーを「ジョージア」に掛け合わせ、缶コーヒーの新しい価値を提案して大きな話題 になった。
4.発売当初はアイスコーヒーのみでホットはなかった
––『ジョージア』は1975年の発売からアイスコーヒーとしてのみ販売されていた。温度が高くなると品質に影響する可 能性が考えられたためだが、その後、技術的にこの課題をクリアし、1980年か らホットの「ジョージア」を販売している。
5.地域によって違う味の好み
––例えば、北海道ではカフェオレ系やミルクたっぷりの製品が、関西エリアでは甘みがしっかりと楽しめる製品が、他エリアと比較して多く売れる傾向にある。『ジョージア』では地域ごとの味の嗜好にあわせて、さまざまな地域限定製品を販売している。
■関連情報
ジョージア ザ・プレミアム
http://www.georgia.jp/product/premium.html
協力/日本コカ・コーラ
取材・文/nh+堀田成敏 撮影/篠田麦也
※(株)インテージSRI・缶コーヒー市場・2015年12月-2016年11月累計スーパー・コンビニエンスストア・ドラッグ計、ジョージアブランドシリーズ