「ニュートラル期」は穏やかに過ごそう
ハイテンションなキラキラ期が過ぎると、徐々に落ち着いたトーンのニュートラル期に入ります。
もっとも女性の素に近い状態を保つ時期なので、真面目な話や相談事をするならここがチャンス。
その分だけ、ラブラブモードはすっかり形を潜めてしまう。素っ気ないと感じてしまうほどに冷たくなる女性も意外と多い。「まさか別れたいんじゃ……」と不安を感じる男性もいるかもしれないが、勘違いしないように。
この時期の女性は激しい恋愛感情よりも心の穏やかさを欲しているのだ。
ゆえに、ニュートラル期のデートはしっとりした大人のムードを大切に。夜景を見に行ったり静かなバーで語らってみたり、互いの気持ちを確かめ合えるような心のこもったデートを心掛けよう。
「アンバランス期」は要注意!
そして、ついにアンバランス期がやってくる。ハッピーサイクルの中でもっとも難関な時期がやってきたといえよう。
その名のとおり、この時期の女性の感情はまさにアンバランス。リセット期以上の不安定さが全面に現れてしまうだろう。
その原因はPMS(生理前症候群)。生理中と違って目に見える体調の変化がないため、なんとなく具合が悪い、なんとなくダルいなど、女性本人も無意識に体への不安を抱えてしまう。
それが感情にも影響し、アカラサマに不機嫌になる。周囲にそれをぶちまけてしまい、突然のトラブルになることも多い時期だ。
「ずっと一緒じゃなきゃいや!」なんてワガママを言ったかと思えば、「一人にしてよ!」なんて突き放されたり。かと言って放っておけば「寂しい!」と怒り出す。
まさに「女って、わかんねぇ……」と、もっとも男性が頭を抱える状況に陥りがちなのがこの時期。こうなってしまうと、手に負えない。
しかし、そこで男性側もイラついて応戦してしまうと意味がない。最悪の場合、ケンカになり別れ話にまで発展しがち。嵐が過ぎ去るのを待ちながら女性と向き合うことが、安定を取り戻すための一番の近道となるだろう。
まとめ
女性は多かれ少なかれ、このハッピーサイクルによって感情の変化を繰り返させられている。彼女たちのバイオリズムについて知っておくだけでも、さまざまな心の準備ができるはずだ。
定期的に訪れる、恋人の感情の高ぶりを「そういう時期もあるんだ」と思って、ゆったり構えてみてはいかがだろうか。
文/西たまお(メンズビューティー編集部)