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初心者のための「株主優待」入門講座

2016.10.13

ここ数年、ブームとなっている「株主優待」。一攫千金を狙うのではなく、リスクを抑えつつ、着実に〝お得〟を重ねていく手法が支持されている。そんな優待株投資の始め方を株式アナリスト・三井智映子さんに教えてもらった。

 

株式アナリスト・三井智映子さん

みつい・ちえこ 早稲田大学政治経済学部出身。金融・株式情報をわかりやすく伝える金融情報会社フィスコのリサーチレポーター。最新刊『ゼロからはじめる株式投資入門』。

【STEP1】そもそも株主優待とは何か?優待株投資の魅力を理解する

 株主優待とは、企業が株主に対して行なう利益還元策のひとつ。企業が自社の商品を無償で提供したり、店舗の商品やサービスを利用できる商品券や優待券を提供する。ここ数年、そうした優待を実施する「優待株」への投資が個人投資家の間で大ブームとなっている。まずは、その理由を三井さんに解説してもらおう。

「何といってもお得さです。株主優待で得られる商品やサービスを金額に換算して、投資金額に対する利回りを計算すると、預貯金の利回りよりも断然有利になります。多くの銘柄では配当金ももらえるため、配当金を加算するとさらに高利回りになります」

 だが、株には値下がりするリスクもある。投資初心者でも大丈夫?

「もし株価が値下がりをしても、長期間保有することで損失を取り戻すことも可能です。お得度の高い優待株への投資は損をしにくいといえるでしょう」

 優待株投資のメリットについて、下にまとめてもらった。

〈優待株投資のメリット〉

1.投資利回りが高い
メガバンクの定期預金金利は1年物で0.025%。一方、優待の利回りは1〜2%以上がゴロゴロしており、中には10%以上の銘柄も。

2.配当金ももらえる
優待実施企業は利益還元に積極的。配当金を出しているところが多く、配当利回りが上乗せされて、さらに投資利回りがアップ。

3.少額の資金から投資が可能
ここ数年、上場企業で株式の投資単位を引き下げるところが多くなっている。その結果、数万円から購入できる銘柄が増えた。

4.投資ビギナーに向いている
株価が値下がりしても、長期間保有し、何度も優待や配当金をもらうことで、損失を穴埋めすることも難しくない。

5.レアな限定品がもらえる
メーカーの優待品の中には、コレクター心をくすぐる、株主向けのオリジナル限定品を提供するところも多い。

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