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2016.08.06

【開発秘話】55万枚以上売れているアイリスオーヤマの『エアリーマットレス』

■連載/ヒット商品開発秘話

 寝苦しい夏。ぐっすり眠れず、つい寝不足気味になる。そのため、夏になると体調を崩してしまうという人も多いことだろう。

 疲れた体を休めぐっすり眠るため、この数年、高機能のマットレスが注目されている。国内・海外合わせて様々なブランドが脚光を浴びているが、アイリスオーヤマの『エアリーマットレス』もその1つで、人気を集めている。

 2012年6月に発売された『エアリーマットレス』は、三次元スプリング構造による高い反発力が特徴。寝返りに必要な動きを助けるとともに、高い反発力により身体の沈み込みを防ぎ、腰や背中に集中する圧力を全身に分散して理想的な寝姿勢を維持する。ホームセンターやGMS(総合スーパー)、専門店などで販売されており、これまでに約55万枚も売れている(敷きパッド、敷き布団も含む)。

アイリスオーヤマ『エアリーマットレス』

■東洋紡と共同で中材を開発

 開発は2011年からスタート。「睡眠の質を上げたい」という声の多さを背景に、「快眠」をキーワードにした機能に特化した商品をつくれないか、ということから始まった。

 まず睡眠に関する悩みのリサーチからスタート。何に悩んでいるか、なぜ眠れないのかを調べた。その結果、「腰が痛い」「朝起きたときに眠った気がしない」などといった悩みを抱えていることが判明する。収納インテリア事業部の岩崎亮太事業部長は結果を受けて、「思っていたより睡眠の悩みは深刻だった」と振り返る。

岩崎亮太氏
アイリスオーヤマ
収納インテリア事業部
事業部長
岩崎亮太氏

 ウレタンマットレスを扱っていることもあり、最初はウレタンのカット方法で解決を図ることも検討した。しかし、納得のいくものができないことから、別の中材を探すか開発することにした。このとき注目したのが、長時間座っていても疲れない鉄道車両の座席の中材。使われているものを調べたところ、東洋紡の「ブレスエアー」という素材が実績を持っていることを知る。

 ただ、「ブレスエアー」をそのまま寝具に使うわけにはいかなかった。「イスの中材を寝具に使うと反発力が強すぎて、寝心地が悪くなります。したがって、密度を変えなくてはなりませんでした」と岩崎氏。そこで同社は、東洋紡と共同で「ブレスエアー」をベースにした中材「エアロキューブ」を共同開発することにした。

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