小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【仕事の処方箋】「俺が責任をとるから」という上司を信用してはいけない理由

2016.02.02

3.部署のことを正確に把握できていない

「俺が責任を取る」と言う上司は、得てして部署のことを普段から正確に、素早く把握できていないことが多い。大きな問題が生じたとしても、そのような状況になる前に、一定の時間があったはずである。しかも、その前兆があったのではないだろうか。本来、管理職ならば、その時点で何らかの手を打つべきだったはずだ。つまり、状況を把握する力や物事を決める力も弱い可能性がある。この手の人が管理職として部署を仕切ると、トラブルが発生しやすい。最悪なのは、トラブルになっていることすら理解できない管理職。こういう人物から「責任を取る」といわれても信じられるわけがない。

4.最後は、逃げる

「俺が責任を取る」と口にする上司は逃げ足も速い。最初に述べたとおり、会社員である以上、「責任」を取ることはできない。つまり、最後は逃げざるを得ない。例えば、部下の責任になすりつけたり、部署や会社全体の問題にしようとしたりする。部下は、いざという時、逃げる可能性があることをあらかじめ心得ておきたい。「俺が責任を取る」なんて言葉を真剣に信じてしまうときっと損をするだろう。その時、上司はあなたを守ってくれないかもしれないのだ。

 最後に……。上司と部下の間には、本来は信用・信頼がなければならない。そうでなければ、レベルの高い仕事はできないし、よい業績は残せないだろう。しかし、信用・信頼の関係は、些細なことで壊れてしまうことがある。特に上司と部下は、会社というドライな組織の中での関係であるだけに、意外ともろい部分がある。だからこそ、上司と部下は互いに細心の注意を払い、関係を強固にする努力をしていく必要がある。そんな関係も築けていないのに、「俺が責任を取る」と軽々しく口にするような上司は、信用に値しない。社長ならともかく、管理職が口にする言葉ではない。心当たりのある方は、じっくり考えてみてほしい。

文/吉田典史

ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。著書に「封印された震災死」(世界文化社)、「震災死」「あの日、負け組社員になった…」(ダイヤモンド社)、「非正社員から正社員になる!」(光文社)、「悶える職場 あなたの職場に潜む「狂気」を抉る」(光文社)など、多数。近著に「会社で落ちこぼれる人の口ぐせ 抜群に出世する人の口ぐせ」(KADOKAWA/中経出版)も好評発売中。


@DIME公式通販人気ランキング


興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!Amazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2022年9月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「ドラえもん DRY BAG」! 特集は「攻める節約、守る投資」「eスポーツ観戦ガイド」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。