■Design
『DA-250』は『DA-200』を進化させたモデルであり、B4ファイルサイズのボディを活かし、プリアンプ機能、ヘッドフォンアンプを内蔵してリモコン対応になった。DACチップには32bit対応TI/BB PCM1795を採用。このDACチップはバランス出力対応のTEAC『UD-501』にも使われるなど比較的ポピュラーなチップである。
本機の構成はDAC、プリアンプ、ヘッドフォンアンプとなっており、独立した6回路に対応したLECUAにより、音量調整ができる。またライン出力は固定と可変に対応。デジタルフィルターの切り替えを含めた全ての操作がカードリモコンでおこなえる。つまり
『DA-250』+アクティブスピーカーというシンプルな構成でPCと接続すればDSD対応の最新Hi-res環境を手軽に構築できるのだ。また既存のオーディオシステムに加えてパワーアンプと接続するなど、さまざまな使い方が想定できる。
左から、XLRバランス出力、RCAライン出力、デジタル入力USB、アナログ入力RCA、デジタル入力COAX、トスリンク2系統、デジタル出力COAX、トスリンク、ACインレットとなる
ライン出力には切り換えスイッチがあり、固定出力と可変出力が選択できる