使用する麺は「みそラーメン〜」が油揚げ麺、「煮込みラーメン」は寒干しタイプの熟成乾燥麺という違いがある。油揚げ麺はスープの中に麺から油分が染み出してくるのが特徴だ。なので油揚げ麺だとスープがこってり風味豊かに仕上がり、それ以外の麺だとスッキリヘルシーに仕上がる。具材に野菜が多いか肉が多いかで選ぶというのもアリだ。ちなみに東洋水産の「鍋の〆に食べるラーメン」はノンフライ麺。
両者のペースト状液体スープは色がかなり違う。「煮込みラーメンみそ味」の明るめな茶色に対して「みそラーメンが~」はダークな黒褐色だ。味も色同様な差があるのだろうか。
では、作ってみることにしよう(2人前の作り方)。
「みそラーメンが~」は、鍋に水800mlと鍋スープを入れて沸騰させる。沸騰したら肉・麺・野菜の順に入れて7分間煮込む。最後に七味スパイスをかけて出来上がり。
「煮込みラーメンみそ味」は、鍋にお湯800mlを入れて沸騰させたら、肉・麺・野菜の順に入れて煮込む。途中4分経ったところで調味ソースを入れてさらに3分間煮込んだら出来上がり。
普通の袋麺では湯に最初からスープを投入しておいて麺を茹でると麺がボソボソになってしまう。なのでたいていは麺の茹で終わりにスープを入れるよう指示されている。
しかし、こちらの商品では、鍋物に投入する場合だと味のついた鍋つゆで煮込むことになるので、ラーメンとして作る場合も早い段階でスープを入れるようになっている。つまり、味のついたお湯で煮ても麺がボソボソにならないような麺になっているのだ。