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なぜいま再び青島俊作が必要なのか?映画最新作公開記念、織田裕二撮り下ろし超ロングインタビュー!

2026.10.02

青島の本音 Q&A

青島の本音 Q&A

Q. 上司にするなら?

A. 木島さん(演:寺島進)。「めんどくせぇな~」なんて言いながら、意外と真面目に話聞いてくれそうじゃない? 面倒ごとをおしつけられないように、うまく付き合わないといけないけどね。

Q. 部下にするなら?

A. 美浦くんみたいな頭良すぎる部下はちょっとなー。疲れちゃう。ひばりちゃんだとあぶなっかしくて大変そうだし、それこそ、勇気くん(演:増田貴久)あたりがいいんじゃないかな。

Q. 刑事って大変?

A. そりゃあね! 体力的にはもちろんだけど、精神的ストレスがものすごいだろうね。重たい事案を現実に受け止めて、外には言えないことだらけ。モヤモヤしっぱなしだと思うよ。

今がいちばん実が熟しておいしい時

──改めて、58歳という青島の年齢は、意識されましたか?

 見た目も肉体も、見てのとおりボロボロだけど、それでいいかなって。僕ら、もう朽ちていく最中なのよ。花がしぼんできて……花じゃないか、すでに実かな。落ちる寸前の熟した状態。もうちょっとで腐る、虫もつきやすい。だけど、ある意味食べたらうまい、みたいな。自然の流れにあらがいたくないと言ったら変だけど、そういうのも楽しいかなと思うんです。

──前作から数えて14年。その間、青島はどんなふうに生きてきたと思われますか?

 うーん、彼はあまり難しいことは考えてなかったんじゃないかな。日々の仕事、雑務に追われて、気づいたら還暦間近になっていた、みたいな。今回も、佐々木蔵之介くん演じる同期に、「そろそろ引退だな、どうしてここまで刑事を続けた?」と問いかけられるシーンがあるんですが、「そっか、俺もそんな歳になったんだなぁ」なんて、のん気に返事をして、「お前は変わらないな」って突っ込まれていました(笑)。でも、そういうことかなと。

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』

──シンプルな生き方を貫いているのでしょうか。

 うっすらとわかっているでしょうけどね。でも、あまり意識していないというか。ただ、僕は、青島はずっと和久さんのようにヒラでやっていくのかと思っていました。それが、『THE MOVIE 3』の時に係長になっていたでしょう。係長になるには、巡査部長から警部補に昇進する必要があるんですね。つまり、彼自ら昇進試験を受けていることになる。和久さんは一度も昇進試験を受けていないから、巡査のまま。連ドラの時から、じつは僕より下の階級だったんです。

 一方で、室井さんはひたすら上を目指していた。警視監まで上がって警察辞めちゃいましたけど……。とにかく、ふたりの対照的な先輩がいて、青島は現場の和久さん寄りの流れなのかと思っていたから、少し意外でした。急に思い立ったのかな。次にみなさんが会う時には、もっと偉くなっているかも? どこかの署長になっているかも? なんてね(笑)。

──こうと決めたら曲げない性格は、ずっとこのままだと。

 彼は、上からの命令であっても、見て見ぬふりをしたり、悪いことをもみ消したりすることは性格的にできないですよね。「理不尽なことには答えられないんですもん」って割り切っていそう。室井さんは、何とか整合性をつけながら、嫌なことを飲み込む努力をしていた。その上で、己の正義を貫き通そうとして、ある日限界がきてしまった。これ以上汚れたくないと。これも映画のセリフですけど、「別に偉くならなくってもいい」って青島が言ってましたね。偉くなったほうが、正しいことをしようと思った時にかえって難しいことがあるって。今の立場でいるから、逆に言いたいことも言えるって意味なんだろうと思いますが、結局それが本音なんじゃないかな。

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』

──そういうまっすぐな青島の背中を見て育つ若い世代に、何を伝えたいですか?

 結局最後は、自分に返ってくるぞということ! 僕たちにもありますよね、果たしてこの条件を飲んでしまっていいのかな、という時。若いうちは特に、都合のいいことに目がいきがちだけど、いい話なんてそう簡単に降ってはこないんだから。これだけはやっちゃいけない、自分のルールに反するってことには断固逆らって、戦って、拒否する勇気を持とう!

──それが青島俊作の生き方なんですか?

 俺の、かな(笑)。青島の生き方であり、自分のポリシーです。

 流されて生きると、後悔が残る。それだけは消せないんだよな、頑張ることはできても消せない。だったら、できれば最初から後悔しないほうが幸せでしょう。それって、元を正せば、自分がどういう人生を全うしたいかということにつながるんです。簡単に言えば、幸せになりたいってことなのかな……人も、青島くんも。

戦友から新たな相棒まで──!青島から『踊る』の仲間たちへ

回想シーンでしか再会できないメンバーもいる中、今も変わらずにそこにいてくれるのが、青島俊作。雑誌DIME11月号では「つなぐ人」の役目を持つ彼から、室井慎次、和久平八郎、恩田すみれ、真下正義など仲間たちへ贈る本音のメッセージも!

え? 青島にもひとこと?
相変わらず、突っ走ってるみたいだけど……それはそれで(笑)。
転んじゃっても、自己責任!

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』

取材・文/和田明子 撮影/須田卓馬 ヘアメイク/小泉尚子(MARVEE) スタイリング/大迫靖秀 編集/井田愛莉寿
©2026フジテレビジョン BSフジ ビー・エー・シー

日本には青島俊作が必要だ!DIME最新号は「踊る大捜査線」を大特集、ファン必携の付録も付いてくる!!

9/16発売のDIME最新号は「踊る大捜査線」の大特集! 巻頭の織田裕二さん10P超ロングインタビューを始め、40ページの大ボリュームでどこよりも詳しく踊る大捜…

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