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話題の最新クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」は想像以上!3泊4日の旅で学んだ豪華クルーズの新常識

2026.07.01

DAY3~4は、まるで美術館のような船内アートの数々をご紹介

●DAY3

朝6時起床。風呂に入ってから船内を散歩。スカイデッキ(DECK12)のアスカフィールドでは、早朝からスポーツに興じている方々が汗を流していました。朝弱い私は、早朝から激しい運動は無理かな。。。

部屋に戻って朝食。今日はインルームダイニングをお願いしたのでした(前日までの要予約)。運ばれてきたのは、ホテルのアフタヌーンティーのようなゴージャス盛りになった料理。いやあ、びっくり! スープとカレーライスも付いてきます。かなりレベルが高い! 

今回のクルーズで知り合った方々が、早朝からアスカフィールドで汗を流していました。
インルームダイニングの朝食。洋食を選んだら、こんなにゴージャス。

腹ごなしの後、アートツアーに参加。『飛鳥Ⅲ』の船内には、随所にアート作品が飾られていて、それをガイドの方が案内してくれるというもの。アスカプラザを皮切りにレストランや階段など、様々な場所に展示されている作品について説明を聞きました。旅する船の中がアート作品に満ちているというのは、とてもアカデミック。どこにいても何かしらのアートに触れることができて、頭も心もリフレッシュできるような気がします。

「フォーシーズン・ダイニングルーム」には春夏秋冬をテーマにした田村能里子さんの作品が。
イタリア料理レストラン「アルマーレ」の壁面ガラスアートは、千住博さんの作品。
雲をテーマにした土屋禮一さんの作品は、5~13デッキの階段に飾られた長大なもの。

午後は「721ブックス&カフェ」で書籍を読みながらコーヒーを飲んだり、部屋のビデオオンデマンドで映画を観たりして、緩やかな時間を過ごしました。

夕方は、「リュミエールシアター」で必見のパフォーミングアーツTECHNO CIRCUSが開催されるというので、馳せ参じます。するとシアター内はほぼ満席の大盛況。公演が始まると、音と光を巧みに使ったダンスに目が釘付けに! 細やかに見せるタイミングを計った動きと踊りは、かなりの鍛錬が必要と思われ、頭が下がります。渾身の舞台は30分で終了。いや、非常に密度の濃い30分だったといえましょう。こんなステージまで楽しめて、エンターテインメントの充実ぶりは半端ないですね。

パフォーミングアーツTECHNO CIRCUSのステージは、音と光のマジシャンのよう。

さて、今夜は本クルーズ最後の晩餐です。予約が必要なイタリア料理レストラン「アルマーレ」へ。こちら席料が別途1万円(税別)かかります(アルコール飲料なども別途必要)。

それもそのはず、このレストランでは食材と調理法が提示され、好きなものを好きなだけ選んで食べることができるスタイルなのです。

種類が多い場合は、ボリュームも調整できるとあって、女性の方にも人気。周りを見渡すと、おひとりかとお見受けするお客様もちらほら。千住博さんの作品を目の当たりにしながら、贅沢なディナーで大団円となりました。

食後は、バー「マリナーズクラブ」へ繰り出しますよ。最後の夜ですからね~ 前日はジャスの快活な生演奏が披露され満席でしたが、今宵はピアノの生演奏が繰り広げられ、しっとり落ち着いた雰囲気。バーテンダーさんにお願いして、珍しいスペインのジンを使ってジントニックをつくってもらいました。

ポップスからクラシックまで、メドレー仕立ての生演奏が耳にも心にも心地よく、『飛鳥Ⅲ』の最後の夜は更けていきました。

「アルマーレ」にて。ワゴンで運ばれてきてプレゼンテーションされる豪華食材たち。
キャビアが鎮座したお決まりのアミューズ。最初から心を鷲掴みにされてしまいます。
小山薫堂さん監修のリゾットは絶品。今回のクルーズで最も美味だったかも。
「マリナーズクラブ」にて。グラスはすべてバカラ。お酒の注文は料金がかかりますが、フードはインクルード。

日常の延長線上として旅したい

●DAY4

最終日の朝。神戸港に到着し、下船の準備です。レストランやインルームダイニングの食事などはクルーズの旅行代金に含まれていますが、別途注文したアルコール飲料やショップで購入した土産物などは、事前にクレジットカードを登録しておくと、精算書が部屋に届くだけで、何も手続きをする必要がありません。

荷物は乗船する際に宅配便で事前に送ると、部屋の前に届いていましたが、帰る際も同様に自宅へ送ることができます。身軽に乗下船できるのもありがたいですね。

下船の際、出口付近では船長らと記念撮影する人たちの行列ができていましたが、アスカプラザではピアノの生演奏で送り出してくれて、しみじみ心に響くものがありました。

憧れの豪華客船『飛鳥Ⅲ』のクルーズ、振り返るとあっという間の3泊4日でしたが、ここでは書ききれないほど他にも楽しめるコンテンツがたくさんあって、じつに優雅な気分でリラックスでき、記憶に残る旅となりました。
※船内アクティビティやイベント、サービス内容、メニュー、食材は乗船したクルーズの内容で、クルーズにより変更となる場合があります。

かつては豪華客船といえば、世界一周とか長期間の旅で費用も莫大にかかるイメージで、夢のまた夢だと思っていました。

それが、日本国内での短期クルーズでちょっと頑張れば行けそうなクラスもあるとなれば、経験しない手はないでしょう。

実際乗ってみると、年配のお客様だけでなく、小さなお子さんを抱えた若いファミリーや、働き盛りの女性や男性のおひとり様も散見され、幅広い層が利用されていることを実感しました。

小さなお子さんは、この経験が大人になってから生きてきて、またクルーズ船に乗るかもしれません。おひとり様は、次回はどなたかと複数人でいらっしゃるかもしれません。

非日常的な豪華クルーズではあるけれど、今の『飛鳥Ⅲ』は日常の延長線上にあるともいえましょう。ひとりでも、ふたりでも、家族でも親子でも、おすすめします。私もNISAが上手くいったら、また乗船します(笑)

10月以降も、横浜、神戸、博多などから出る国内クルーズは目白押し。

飛鳥Ⅲ(郵船クルーズ)

取材・文・撮影/インディ藤田

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京都市生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業。小学館で長年、編集者として勤務。各種ライフスタイル誌の編集部に在籍し、2011年から6年間編集長を務める。料理、AI、自然科学、健康、啓発など多ジャンルの単行本、新書、写真集を20冊以上編集。最後の7年は広告部門も兼任し、地方創生プロジェクトの一環でイベントも企画運営。定年退職後、出身地の京都を拠点に活動。京都府・京都市「まるっと京都」アンバサダー。辻調理師専門学校「料理検定」1級。

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