クールビズのメリットと環境貢献度
クールビズを実践することで、多角的な効果が期待できます。以下、具体的なメリットを三つの観点から詳しく見ていきましょう。
■省エネ効果とCO2排出量削減への貢献
冷房設定温度を28℃にするだけでも、省エネ効果が得られます。クールビズはオフィスだけでなく、家庭でも実践できる環境対策であり、小さな取り組みの積み重ねが大きな環境貢献につながります。
省エネを心掛けることで、CO2排出量削減になるのも大きなメリットです。日本政府は、2030年までにCO2排出量を大幅に削減し、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げています。
そのための国民運動『デコ活』を推し進めており、クールビズはデコ活を後押しする大切な活動といえます。
出典:デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動) | 環境省
■企業イメージ向上と従業員の健康・快適性改善効果
クールビズ導入は、企業イメージの向上に大きく貢献します。環境問題への取り組みを積極的に行う企業として、社会的評価が高まります。
また、従業員の健康と快適性を、同時に向上できるのもメリットです。過度に冷えていない室温環境では、外気温との急激な温度差による体調不良リスクが軽減されます。冷え過ぎによる血行不良が、改善される可能性もあるでしょう。
その結果、夏バテ・夏風邪の予防にもつながり、最終的には仕事のパフォーマンス向上という企業活動の根幹にも、良い影響を与える可能性があります。
■電気代などのコスト削減効果
クールビズを実施することで、電気代などのコスト削減が可能です。具体的な省エネ効果として、クールビズの実施によって冷房設定温度を適切に管理すると、年間で電気代を約2,870円節約でき、CO2排出量を約39.5kg削減できるというデータがあります。
これは家庭一世帯だけでの効果ですが、企業全体で実施すれば、その削減効果は非常に大きくなります。冷房の効率的な使用に加え、扇風機の活用や遮光カーテンの使用など、室内の温度ムラを解消する工夫をすることで、いっそうコスト削減につながるでしょう。
クールビズで地球温暖化対策に取り組もう
クールビズは、環境省が地球温暖化対策として推進している取り組みで、オフィスの冷房設定温度を目安である28℃にしても、快適に過ごせる服装を指します。単に軽装というだけでなく、TPOに合うスタイルを心掛けることが大切です。
2021年には公式実施期間が廃止され、企業の自主的な判断による通年実施が可能になりました。クールビズには環境負荷の軽減だけでなく、従業員の健康・快適性向上や電気代などのコスト削減効果もあり、企業イメージの向上にも寄与します。
構成/編集部







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