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上司からの「令和だね」というコメント、社会人の約半数が「皮肉と感じる」

2025.04.27

仕事場では建前の仮面に覆い隠されている社会人の本音。では、「花粉症で休むこと」「令和世代への皮肉」「上司から要求される業務上のグレー行為」について、社会人はどんな意見を持っているのだろうか?

パーソルキャリア 「Job総研」はこのほど、全国の20~50代の男女205名を対象に「花粉症」「令和への皮肉」「グレー行為」について社会人の本音を探る実態調査を行い、その結果を発表した。

社会人の66.7%が、花粉症は休む理由に「なる」と回答

政府も対策を打つほど花粉症は重症度によって仕事に影響するケースがある。そこで、花粉症は休む理由になるかと尋ねたところ、「なる」が66.7%、「ならない」が33.3%となった。今や国民の4割以上が症状を訴えるなど花粉症が国民病と言われるようになった中、社会人の多くが花粉症に対する理解を示す結果となった。

「花粉症を理由に休むこと」に対しては以下のような賛否の意見が寄せられた。

●休むことに賛成
・仕事のモチベや集中力に悪影響はあると思うので、通院用に半給など、福利厚生に取り入れるのはアリ
・仕事にならないくらい酷い時もある。人によって症状や辛さが異なると思う
・毎年のことになると思うので、社内の理解を得ることができれば休みやすくなると思う

●休むことに反対
・今年発症したならまだしも、例年の事なら対策不足を感じる
・休みたいなら「体調不良」とだけ伝えればいいと思うので、花粉症とあえて伝える必要がない
・年がら年中何かのアレルギーで辛そうにしている方がいるが、ずっと休む場合仕事にならない

社会人の48.0%が、上司からの「令和だね」というコメントは「皮肉だと思う」と回答

令和では、飲み会やビジネスマナー、新人の立ち居振る舞いなど、昭和からの常識が緩和した風潮も見られるが、昭和や平成を生きた社会人の中には、この「令和の風潮」を受け入れきれずにいる人もいると考えられる。一方で、この風潮に順応する人もいるなど、多様な価値観を受入れる風潮のある令和だからこそ、賛否が分かれると考えられる。

そこで、上司からの「令和だね」というコメントは皮肉か否かを聞くと、「皮肉だと思う」が48.0%、「皮肉だと思わない」が52.0%となった。年代別では、「皮肉だと思う」の最多が20代で83.3%となり、「皮肉だと思わない」の最多が40代で70.0%となった。

上司世代が比較的多い40~50代が「皮肉だと思わない」発言でも、受け手が多い20代は「皮肉」と感じていることから、世代ごとに認識ギャップがあることがわかった。

皮肉だと思う人、思わない人からはそれぞれ以下のような意見が寄せられた。

●皮肉だと思う
・上司も令和を生きているので、今の考えを認めたくないとしか思えない
・あえて言わなくても良い発言では、と思うので皮肉だと思う
・昭和で味わった成功事例が基準になっている感覚によって出てくるコメントだと思う

●皮肉だと思わない
・若い社員の斬新なアイデアに対して「その感覚新しいね」という誉める意味が込められていると思う
・「自分が古い考え方だった」と感じて直そうとしてくださっているのかな、と前向きに捉える
・私なら「自分もアップデートしなきゃ」くらいの意味で使うかもしれない

社会人の28.8%が、上司からグレー行為を指示された場合「実行する」と回答

ビジネスシーンでは、過剰な接待や退職勧奨、サクラを使った販促活動など、明確に違法とは言えないものの、適切とも言えない、いわゆる「グレー行為」を求められるケースに出くわす可能性もある。それが上司からの指示だった場合、会社のために動くか、あるいは個人の名誉のために断るかなど、それぞれの価値観に判断が委ねられる。

そこで、上司からグレー行為を指示された場合の対応を聞くと、「実行する」が28.8%、「断る」が71.2%となった。

上司から「グレー行為」を支持された際に実行すると回答した人と断ると回答した人からは以下のような意見が寄せられた。

●実行する
・自分は古い人間なので、真っ黒も経験した。窮地に追い込まれた場面ではグレーでも行動してしまう
・組織人として勤務する以上、多少のことは目を瞑らないとやっていけない
・本音は「ダメだろ…」と思っていたとしても、実際上からの命令であれば断ることが出来る人は少ない

●断る
・引き受けてしまったら、今後の自分の人生の中でずっと後悔し続けてしまうから
・都合が悪くなったらトカゲのしっぽ切りになるのでやらない
・断りたくても断れる雰囲気ではなかった経験がある。後悔しか残らなかったのでもうやらない

<調査概要>
調査対象者:現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件 :全国/男女/20~50代
調査期間 :2025年3月3日~3月31日
総投稿数 :205件
調査方法 :インターネット調査

出典元:Job総研(パーソルキャリア)

構成/こじへい

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