
許可なくLINEで相手の居場所を知ることはできない。他人の位置情報を無断で取得するのは禁じられている。だが、相手に位置情報を共有してもらえば、居場所を知ることができる。
目次
LINEで相手の居場所が分かるのか知りたいという方もいるのではないだろうか。結論、相手が許可していれば、居場所を知ることは可能だ。
本記事ではLINEで位置情報の利用を許可する方法について解説する。また、LINEで相手の居場所を知ろうとする際の注意点についてもまとめた。
LINEで相手の居場所は分かる?
相手にバレずに相手の居場所を調べることは基本的には不可能である。なぜなら、他人の位置情報を無断で取得することは禁じられているためだ。そのようなアプリは存在しないと考えて良いだろう。
ただし、相手が位置情報を共有してくれれば、もちろん居場所を特定することは可能だ。
■位置情報とは?
位置情報とは、スマホがどこにあるのかを示す情報のことである。GPSやWi-Fiなどを利用してスマホの位置を特定している。
位置情報はLINEに限らず多くのアプリで利用されている。たとえば、Googleマップでは位置情報をオンにすることで、現在地から目的地までの道を教えてくれる。
LINEでの位置情報の利用を許可する方法
LINEでは位置情報を相手に共有することができる。その前に、位置情報の利用が許可されているのかを確認する必要がある。
iPhoneの場合とAndroidの場合に分けて、位置情報の利用を許可する方法についてみていこう。
■iPhoneの場合
まずiPhoneの場合である。「設定」アプリを開こう。
「プライバシー」をタップする。
続いて、「位置情報サービス」をタップする。
「位置情報サービス」の横のボタンをタップしてオンにする。
続いて、その下のアプリ一覧から「LINE」をクリックする。
「位置情報の利用を許可」が「しない」になっているなら、位置情報の共有が許可されていないので、状況に合わせて変更しよう。
以下のように「このAppの使用中」にした場合、LINEアプリを使っている場合のみ、位置情報の共有が許可される。「常に」にした場合は、バックグラウンドで稼働している場合であっても、位置情報が共有される。
■Androidの場合
続いて、Androidの場合を解説する。Androidの場合、機種によってやり方が大きく異なるので、参考程度に見てもらいたい。
「設定」アプリを開いたら「位置情報」をタップする。
続いて、「位置情報を使用」の横のボタンをタップしてオンにする。
その下のアプリ一覧からLINEをタップする。
「位置情報の権限」が「許可しない」になっているなら、「アプリの使用中のみ許可」をタップして、LINEでの位置情報共有を許可しよう。
LINEで位置情報を共有する方法
位置情報の共有を許可したので、LINEのトーク画面で実際に位置情報を共有する方法をみていこう。
トーク画面を開いたら左下の「+」をタップする。
続いて、「位置情報」をタップする。送りたい位置情報を地図上で選択すると、位置情報を共有できる。「送信」をタップすれば、選択した位置情報を共有できる。
LINEで相手の居場所を確認するためのアプリ
相手の位置情報を確認するアプリの中に「KidsGuard for LINE」というものがある。
このアプリが相手のスマホにインストールされており、設定が行われていれば、位置情報を確認することができる。子どもの現在地などを把握したい場合などに使えるアプリだ。