4. こんな形見たことない!? 自然と深い呼吸に導く超高級マットレス
最後はマットレス。トラタニというメーカーのマットレスと枕は、一見、凸凹したウレタンだけの不思議な見た目だ。
しかしひとたび寝転んでみると、しっくりくる感じがわかるという。寝ているときの姿勢は大事であることは素人でもわかることだが、体勢がきつくないという意味合いだけでなく、姿勢によって変化する睡眠時の呼吸も意識すべきだという。
同社の代表 虎谷生央氏は、開発経緯について次のように語る。
「私は60歳後半から自ら睡眠障害と心房細動などを繰り返し、健康には睡眠中の呼吸が最も重要であることを悟りました。睡眠の真の目的は、脳細胞を含むすべての細胞に十分な酸素を届けて、細胞の本来の力を引き出すことにあります。その実現には、深く、ゆったりした呼吸をして、細胞呼吸を促すことが最も効果的です。しかし従来のマットレス・枕は、寝具からの体圧が呼吸を速く浅くするため、体が興奮・活動状態となり、眠りを妨げてしまいます。睡眠中は弱い呼吸が続くことで酸素不足となり、健康を害してしまうのです」
この商品は呼吸を弱める体圧を取り除き、呼吸を促す3次元構造であるため、「ゆっくり呼吸」がしやすく、緊張もほぐれる相乗効果で、安らかな眠りへと導いてくれるという。
●機能と構造
呼吸を弱める部位を低く、促進する部位を高くして、自然に呼吸が深まる立体構造。理想的な脊柱のS字が確保でき、腰にも負担がかからず、意識しなくても長い呼吸に。軟質ウレタンの立体構造は違和感がなく、体によくなじみ、心地よく眠ることができるという。
呼吸を確保するのに最も重要なのは、枕に。人間の首や頭、気道は非常に複雑であることから、呼吸に影響を及ぼす。この好循環枕は、従来の枕の3つの欠点を解消しているという。
一つは、下あごが緩んでしまうこと。すると口が開き舌が下がってしまうことで、口呼吸や無呼吸につながってしまう。
2つ目は、頭と首の角度が不安定であること。気道が曲がり、圧迫されることからいびきや呼吸停止のリスクが高くなる。
3つ目は、首筋肉が常時圧迫されること。筋肉の血流が悪化してしまうことから、首や肩こりが慢性化してしまう。
日本睡眠学会総合専門医であるたかしま耳鼻咽喉科・内科の高島雅之院長は、次のようにコメントを寄せている。
「深い呼吸は、体と心の両方をリラックスさせ、快眠へと導く重要な要素です。日常生活でも深呼吸を意識することで、睡眠の質を向上させることができるでしょう。トラタニの好循環寝具は、体圧分散や気道の確保など呼吸を妨げない工夫が施されており、身体の自然な動きを促し、深い呼吸をサポートすることでリラックスした快適な睡眠へと導いてくれる可能性が期待できるでしょう」
「トラタニ 好循環マットレス・枕セット お得なコンパクトタイプ」15万円(税込)
注文ごとに体格に応じてカスタマイズしてくれるうえ、パーツの切断や組み立てなど工程が多いため、価格は45万円(税込)。手始めに15万円(税込)のコンパクトサイズから始めてみるのも良いかもしれない。
寝具は快眠を得るために配慮が欠かせない大事な睡眠環境の一つだ。こだわることで、より良質な睡眠につながるだろう。自分の好みにマッチしたアイテムを見つけよう。
「今治タオルのドーナツ枕」
「パーフェクト ウォーム」シリーズ
「腰いい寝」「快眠の王」
「トラタニ好循環寝具」
取材・文/石原亜香利
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