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仕事のタイパを高めていくためにムダを断つ35の方法

2024.11.17PR

「メールを見ていますか?」というメールが、企業の97%に存在する。

重要だと思っていた書類の88%は不要だった。

68%の企業では会議の半分以上が「会議のための会議」だった。

上司が部下に「元気?」と声がけしている企業の月平均残業時間は50時間超。

よかれと思って作ったページの81%は読まれない。

ビジネスコンサルタントの越川慎司さんによると、800社17万3000人のAI行動分析でわかった調査データの結果から仕事の生産性を下げる要因が判明したと言う。「時短を意識して仕事を進めるためには、一日を通して計画的に準備することが大切です。仕事時間だけに意識を傾けるのではなく、働く前後の時間を有効に活用することも心がけましょう。精神を落ち着かせることや、リフレッシュのための時間を確保することで、仕事時間中の効率が高まり、結果的には時短につながります」(越川さん)

 

越川さんは、複業・週休3日を実践しながら800社へ働き方改革のノウハウを提供し、24冊以上のビジネス書を執筆している、まさに仕事効率化のスペシャリスト。その越川氏の新刊が発売中だ。同氏がこれまでに働き方改革を支援してきたのは800社以上にのぼる。クライアント企業の優秀なビジネスパーソンに見られる行動を分析して導き出した、業務の無駄を徹底的に省き、仕事のタイパ(タイムパフォーマンス)を高める方法を詳しく解説している。

同書は、第1章から第5章までの5部構成。第1章では、企業にはびこる無駄の数々について実証データをもとに紹介。「よかれと思って作ったページの81%が読まれない」「重要だと思っていた書類の88%は不要だった」など、どれも衝撃的な内容となっている。日頃の仕事でいかに時間を浪費しているのかを思い知らされる。

第2章では、人間の思考傾向や行動原理について解説。「目の前の仕事に集中したくなる」「完璧を求めすぎると疲弊するだけ」といった思考回路を意識することにより、無駄を生じている様々な思い込みをやめるきっかけになるはずだ。

 

第3章では、仕事の取捨選択を行なう際の〝見極め〟を伝授。「自分の目標から逆算して、本当に必要な業務に注力する」「場合によっては念のための確認を省く」といった考え方を知ることで、在的には無駄だとわかってはいるもののやめられない業務を手放せるようになる。

第4章は、本書のメインテーマである〝タイパ〟を高めるための「無駄をやめられる35の秘策」を公開。コミュニケーション、情報収集、アウトプット、タイムマネジメント、プレゼン、キャリアの形成といった6つのテーマごとに、具体的にどんなアクションを起こすことで無駄を省けるのかを、わかりやすく紹介。35の秘策をすべて実践する必要はなく、真似できそうなところから始めてみても問題ないはずだ。

第5章は、成果を出し続けている企業の事例を挙げながら、組織としてタイパを高める習慣を指南。第4章までの内容と合わせて実践し、理想的な職場環境の構築を提案。

なお、同書で紹介している〝超タイパ仕事術〟によって成果を上げているビジネスパーソンの実例も、コラムページで詳しく解説しているので、多くのビジネスパーソンにとって働き方を見直す指針となるはず。

最速で結果を出す超タイパ仕事術

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ウェルビーイングな働き方こそ最速かつ最大の成果を生む

「ある営業職の会社員は、以前、彼が持っている顧客リストのすべてに毎日連絡をとっていました。それは彼の日課であり、成功するためには必要なことだと信じていたのです。そのため、本来なら売り上げの大部分を占める重要な顧客への対応に注力しなければならないのに、時間とエネルギーを集中させられませんでした。そんな彼は『顧客リストのすべてに毎日連絡する』という無駄を絶つ決意をし、その分の時間とエネルギーを重要な顧客に当てたことで、営業戦略が根本的に変わり、営業成績は劇的に改善されたのです。

ほかにも、無駄を絶つ習慣を身に付けて、プロジェクト管理の効率が大幅に向上し、予定よりも早くプロジェクトを完了させたプロダクトマネージャーもいます。彼らのように無駄を絶つことで時間とエネルギーを最大化すれば、最速で結果を出すことができます。この本を手に取って頂くような人は、仕事をがんばりすぎているはず。がんばりすぎずに無駄をやめましょう!」と、著者の越川慎司氏は話す。

書かれている内容は熱心に働くビジネスパーソンにやさしく寄り添うような内容ばかり。この本をきっかけに仕事の進め方を見直し、その分、浮いた時間をスキルアップやキャリアップに投資するといった、ウェルビーイングの実現につながる働き方を習得してみてはいかがだろう。

■越川慎司(こしかわ・しんじ)

株式会社クロスリバー代表取締役。国内外通信会社に勤務後、ITベンチャーの起業を経て、2005年にマイクロソフト米国本社に入社。のちに業務執行役員としてPowerPointやExcelなどの事業責任者に。独立後、世界各地に分散したメンバーが週休3日・リモートワーク・複業(専業禁止)をしながら、800社の働き方改革を支援。各企業・団体のアドバイザーも多く務める。オンライン講座は年間400件以上開催、受講者満足度は平均96%。著書26冊(2023年11月6日時点)。

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