「半導体関連エンジニア」求人への転職時の年収は600万円以上の割合が増加
『リクルートエージェント』における「半導体関連エンジニア」求人への転職時に提示された年収について、2018年度と2023年度を比較したところ、600万円以上の割合が13.1%から19.5%に増加していた。一方で、400万円未満の割合は42.7%から30.3%に減少している。「半導体関連エンジニア」求人への転職時には、提示される年収が高くなってきていると言える。
(参考)データセンター関連求人について
半導体需要の増加を受け、ニーズが高まっているデータセンター領域の求人動向について紹介する。各業界がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める中で、大量のデータ処理能力を持つデータセンターの需要が増加している。
以下のグラフは、データセンターに関連する求人を抽出したもので、2013年度を1として、2023年度には3.77倍に増加している。AI技術の発展、クラウドサービスの普及、ビッグデータの活用、5G技術の展開などが求人増加の背景として考えられる。業界別では、新たなデータセンターの建設を担う「建設業界」や、データセンター内のシステムの構築・設計・運用を担う「IT通信業界」などの求人の伸びが目立っている。
出典:リクルートグループ
構成/こじへい