(3)働き方改革やリモートワークの普及により、業務負担が高まっていると感じる管理職は約半数に
働き方改革やコロナ禍でのリモートワークの普及による管理職への影響について調査した内容。働き方改革やリモートワークの普及によって業務負担が高まっていると感じているか聞いたところ、「とてもそう思う(20.3%)」「ややそう思う(31.0%)」という結果になった。
「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、どのような業務の負担が以前より高まっているか聞いたところ、「メンバーの育成(57.8%)」「メンバーのやる気を高めること(46.1%)」「業務改善(39.0%)」「メンバーの業務進捗の把握(35.1%)」が上位になった。
「メンバーの育成」や「やる気を高める」ことの難易度が高まる一方で、調査結果(1)のとおり管理職は「プレイング業務」と「メンバーの業務や進捗状況の把握」に約6割を費やしている現実があり、働き方の多様化が加速するトレンドの中で、今後もより一層マネジメント業務の複雑性とその負担が高まり続けることが予想される。
<調査概要>
調査方法 :WEBアンケート
調査対象 :企業で働く管理職(部長、次長、課長)、メンバー(係長、主任、一般)
有効回答数:500名(管理職300名、メンバー200名)
調査実施日:2024年6月14日~15日
調査主体 :TONOME株式会社
出典元:TONOME株式会社
構成/こじへい