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グローバルビジネスで通用する人材はたったの7%!66万人のデータから読み解く日本人の英語スピーキング力

2024.07.07

リスニング・リーディング力が高くても、スピーキング力が高いとは限らない

続いて英語を学ぶビジネスパーソンの多くの人が受験しているTOEIC L&Rと、「PROGOS」の両方を受けた69,350人の受験データを活用し、技能間の比較分析も実施。

CEFRレベルを共通の尺度として比較したところ、リスニング力とリーディング力が「B2」以上の人でも相応のスピーキング力を持つ人は18%という結果に。また、「B1」レベルを持つ人で比較した場合は、47%であった。

これにより、依然としてリスニング・リーディング力とスピーキング力の間には大きな差があり、英語を使ってビジネスができるか判断するには、スピーキング力も測定することが重要であることが判明。

今回の結果から、日本企業のグローバル展開への動きが活発になっているにもかかわらず、それを担うべき人材の英語力、特にスピーキング力が追い付いていないことが明らかになった。

また、学生・役員と比較すると、実務を担う一般社員・管理職のスピーキング力は低く、語学力の面でもグローバル戦略の実効性を裏付ける人材の育成・確保の必要性が浮き彫りに。

現在、日本の人材育成を取り巻く環境は大きく変化し、人材をコストでなく資本ととらえ、人への投資を強化する人的資本経営が推進されている。

こうした変化の中で英語スピーキング力は事業のグローバル化推進に欠かせないスキルであり、国際的な言語指標である CEFR によってそのレベルを可視化することは、データドリブンな人事施策を実行する上でも、より一層重要になりそうだ。

関連情報
https://progos.ai/

構成/Ara

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