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中小企業210社に聞いた夏季賞与の実態、増額予定の企業は約4割

2024.06.23

賞与支給に関する悩み「賞与の支給額による社員モチベーションへの影響」が最多

社員への賞与支給に関する悩みや課題を伺ったところ、「賞与の支給額による社員モチベーションへの影響」(20%)が最多となった。

ついで「社員への評価・賞与の査定基準への悩み」(19%)、「業績不振など、原資確保の悩み」(16%)が続く。それぞれ具体的なコメントを紹介しよう。

[図6]社員への賞与支給に関して、悩みや課題をお教えください。(複数回答可)

「賞与の支給額による社員モチベーションへの影響」と回答した人の理由
・賞与の支給額を増額によるモチベーションアップが、業績向上に影響するかが不安。(サービス関連/10~29名)
・社員へのフィードバックを行なっていないため、モチベーションへの影響が分からない(メーカー/100~299名)

「社員への評価・賞与の査定基準への悩み」と回答した人の理由
・査定名目、基準が現状にマッチしなくなってきている。(商社/100~299名)
・査定基準やフィードバックについて社内統一しているが、部門や評価者によるバラツキが生じている。(IT・情報処理・インターネット関連/100~299名)

「業績不振など、原資確保の悩み」と回答した人の理由
・売上減少、人件費がかかり過ぎてしまう。(流通・小売関連/10~29名)
・コロナ禍での業績向上後、業績不振が続いている。支給額を下げるつもりはないが、算定基準を変えていない為、下がる予定。算定基準を変更する際の基準が難しい。(流通・小売関連/100~299名)

「景気の回復を感じる」と回答した企業は3割に留まる

「昨年(2023年)と比較し、景気の上昇や回復を実感できていますか?」と伺うと、29%が感じる(非常に感じる:2%、どちらかというと感じる:27%)、44%が感じない(どちらかというと感じない:29%、まったく感じない:15%)と回答した。

賞与を支給する企業割合の高まりに対して、景気回復の実感は3割に留まっている。景気回復の実感に関する具体的なコメントも紹介しよう。

[図7]昨年(2023年)と比較し、景気の上昇や回復を実感できていますか?

「非常に感じる」「どちらかというと感じる」と回答した人の理由
・月次売上が対前年同月比で増加しているから。(メーカー/30~49名)
・世間の物価高騰に見合った賃金上昇があったため。(その他/100~299名)

「どちらかというと感じない」「まったく感じない」と回答した人の理由
・物価の上昇と給与額の横ばいが続く中、なかなか回復を感じるのは難しい。(流通・小売関連/100~299名)
・個人も企業も出ていくお金は増えているものの、入ってくるほうに変化がないため。(IT・情報処理・インターネット関連/100~299名)

「変化はない」「わからない」と回答した人の理由
・コロナ禍から忙しさが変わらないため。(その他/1~9名)
・現在は実感できていないが、今年後半にかけて上昇していくことが期待される。(商社/100~299名)

調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『人事のミカタ』を利用する従業員数300名以下の企業
有効回答数:210社
調査期間:2024年5月15日~6月10日

関連情報
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2024/37572.html

構成/Ara

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