「お忙しいところ恐縮ですが?」の英語フレーズ4.「I apologize for reaching out again. 」
続いては、メールや口頭などで何度も先方に連絡している時に使えるフレーズです。
「I apologize for reaching out again. 」
(再び連絡して申し訳ございません)
apologize for~は、~に対して詫びる、~に対して謝罪するという意味、reach outは、連絡するという意味の単語です。
「お忙しい中、何度も連絡して恐縮です」ということを伝えたい場合に使えます。
「お忙しいところ恐縮ですが~」と、へりくだり過ぎに注意
日本のビジネスメールでは「お忙しいところ恐縮ですが~」は決まり文句です。しかし、海外のビジネスシーンでの人間関係の在り方は、日本とは違います。
「お忙しいところ恐縮ですが~」を多用するのには気をつけましょう。謙遜したり、へりくだったりする日本の文化に慣れていない方の場合は、違和感を感じる可能性があります。
場合によっては「距離を取られている」と勘違いされたり、「なぜ毎回謝るんだろう?」と余計な心配をかけてしまうかも知れません。
日本人に慣れている相手の場合なら良いのですが、そうでない場合には「お忙しいところ恐縮ですが~」を使う際には注意が必要です。
「お忙しいところ恐縮ですが~」を英語でポジティブに言い換えるには?
それでは「お忙しいところ恐縮ですが~」をへりくだらずに伝えるには、どうしたら良いでしょうか?
「お忙しいところ恐縮ですが~」のポジティブな伝え方として次のようなフレーズもオススメです。
「Thank you for your time.」
(お時間を取ってくれて、ありがとうございます)
「Thank you for taking the time for me.」
(私のために時間を割いていただき、ありがとうございます)
上記のように、申し訳ない気持ちよりも感謝を伝えることで、「お忙しいところ恐縮ですが~」をポジティブに変換できます。
「お忙しいところ恐縮ですが?」の英語フレーズは使い分けよう
「お忙しいところ恐縮ですが~」には、日本ならではの謙遜さやへりくだりが含まれています。
英語で伝える際には多用しすぎないように気をつけて、カジュアルにしたりポジティブに変換したりするなど、相手によって使い分けるようにしましょう。
文/まなたろう