小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

Adobe Expressで資料作成が激変!非クリエイターをサポートするクリエイティブツールスキルの活用法

2024.06.12

ビジネスマン目線での生成AIの利点とは?

イベントの講師を務めたのは、キャラクターデザイナーでありデジタルハリウッド大阪本校の卒業生である北沢直樹氏だ。

北沢氏は参加者が生成AIとクリエイティブツールを使いこなすことで、自己表現の幅が広がることを強調した。

北沢氏「今回のワークショップは、Adobe Expressを使って生成AIを体験してもらうために、難しくならずに楽しんでいただけるように考えました。当日は、スタイル参照や構成参照などで皆さんに驚いていただき、笑いも起こる楽しいワークショップになりました。

デジタルハリウッド大阪の在校生、卒業生、一般の方など、まだ生成AIを使っていない方々に、これから使ってもらえるのではないかと手応えを感じました! これからもこのような活動を続けていきたいと思います」

――多くの人が簡単に動画を作れるようになる時代だが、制作のスキル以外に求められるものとは?

北沢氏 「動画に限らず、生成AIやイラスト・デザインも、多くのものを見て吸収し、自分が“好きか嫌いか”、“良し悪しを判断する力”が重要だと思います。動画制作を習得するには時間がかかりますし、デザインの勉強をしている方も、していない方も高度なオペレーションスキルが求められます。しかしAdobe Expressのような簡単なツールでは、アイデア次第で面白い動画が簡単に作れるます。難しく考えず、まずは簡単にできるツールで試してみる一歩が大切だと思います!」

また、アドビの吉原淳氏は、地域活性化やデジタル人材育成への期待を語り、今後もこのようなワークショップを全国で展開していく計画を示した。

――ビジネスマン目線での生成AIとデザインツールの利点 とは?

吉原氏「仕事で資料作成や企画書制作が求められる場面が多々あります。資料や企画書は伝える相手に情報をいかに明確かつ効率的に伝えられるかが重要。

より伝わるコンテンツを作成するコツは「クリエイティブの力」です。

でも誰もがクリエイティブなんて簡単には作れません。でも.安心してください、生成AIがクリエイティブ作成を簡単にしてくれます。生成AIとデザインツールを活用して誰もが簡単に、より伝わりやすい企画書やビジネス文書を作れます」

――非クリエイター(ビジネスパーソン)におけるクリエイティブツールスキルの重要性とそのメリットとは?

吉原氏「アフターコロナにおける、ビジネスパーソンには二つの変化に適合していくことが求められています。一つは、ハイブリッドワークへの適合です。特に、オンラインワーク時には、Web会議ツールを用いて、プレゼン内容をグラフィックや説明動画で構成し、短時間で正確なメッセージを伝えていくスキルが求められています。

また、もう一つは、企業内リスキリングへの適合です。昨年頃から企業は、社員の人的資本を最大化させるために、各種のリスキリング施策を行っています。

その際に、業種や職種をこえて広く求められているのが、クリエイティブツールスキルの向上です。企業が社員へのクリエイティブツールスキル向上に積極的な投資をしていくことで、生産性や競争力を活性化させることがでるといわれています」

アドビ調査リリースより

――今後の展望やデザインツールにおいて期待する効果は?

吉原氏「生成AI機能の種類も今後アップデートしていきます。プラットフォームもパソコンだけでなく、モバイルでもより対応していきます。また多言語化対応などもしており、日本語で作ったクリエイティブを英語やその他の言語に簡単に変換もできるようになります。

今後Adobe Expressはユーザー様からのFeedbackを参考に「誰でも使えるデザインツール」として進化してまいります」

――今後の取り組み(ワークショップ)について教えてください。

吉原氏 「まちの広作室は今後も日本全国で展開してまいります。すでにいくつかの地域から今夏開催のご依頼をいただいております。

地域活性化のため、社内のリスキリングのためなど様々な課題がありますが、各々の課題をデザインやAIの力で解決できるようWorkshopの開催にむけて準備中です。

日本全国の自治体・商店街・会社・団体の皆様からのご連絡をお待ちしております」

左からデジタルハリウッド・吉井氏、デザイナー・北沢氏、Adobe・吉原氏

筆者自身も仕事で生成AIや動画制作を手掛けているが、今回のワークショップで改めてその可能性と利便性を実感した。特別なデザインスキルがなくても質の高いコンテンツを作成できるのはクリエイターに限らず、ビジネスマンにとっても頼れるツールになるだろう。

取材・文/DIME編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。