印刷対象の周辺に余白を入れる方法
続いて、印刷対象の周辺に余白を入れる方法を解説する。
「ページレイアウト」タブから「ページ設定」をクリックする。
次に「余白」タブを開く。このタブから上下左右に入れる余白を調整できる。
印刷対象をA4用紙に綺麗に収めるコツ
最後に、印刷対象をA4用紙に綺麗に収めるコツを紹介しよう。コツは大きく分けて2つ。
- 印刷の向きを変える
- 改ページプレビューで表のいらない箇所を削除する
1つ1つのコツについて詳しく解説する。
■1.印刷の向きを変える
まず、印刷の向きを変える方法を解説する。
「ページレイアウト」タブから「印刷の向き」をクリックする。ここから印刷対象の向きを縦や横に変更できる。
表が横に長い場合、印刷の向きを縦ではなく横にすればA4に収まる可能性がある。
■2.改ページプレビューで表のいらない箇所を削除する
作成した表がA4用紙に収まらない場合、表のいらない箇所を印刷対象から除外することで、無理やりA4に収める方法がある。
たとえば、以下のようにA4用紙に収まらない表があったとする。「FAX」列を印刷対象から除外し、A4用意に表を収めてみる。
「表示」タブから「改ページプレビュー」をクリックする。
すると次の画面が表示される。
カーソルを青い線に合わせることで、クリックして左右に動かすことができる。左右に動かすことで、画像のように、FAX列を印刷対象から除外することが可能だ。
印刷プレビューを見てみると、FAX列が除外され、表がA4に収まっていることが分かる。
まとめ
本記事ではExcelで印刷範囲をA4用紙ぴったりにする方法を解説した。最後に、A4用紙ぴったりにする手順をおさらいしよう。
- ページサイズをA4にする
- 「ページレイアウト」⇒「サイズ」⇒「A4」をクリック
- シートに点線が表示されたことを確認
- シート上の表や図を点線の内側に収める
- 印刷プレビューを確認する
- 「ファイル」⇒「プリント」をクリック
- 画面左に表示される印刷プレビューを確認
作成した表や図がA4用紙に収まらない場合は、印刷の向きを変えたり、表の一部を印刷対象から外したりして、綺麗に収められないか考えてみよう。
構成/編集部