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Excelで印刷範囲をA4用紙ぴったりにする方法が分からない、という方もいるのではないだろうか。作成した表がはみ出てしまったり、用紙の端に寄ってしまったりしている方もいるだろう。
本記事ではExcelで印刷範囲をA4用紙ぴったりにする方法を解説する。また、A4用紙の中に綺麗に収めるコツについてもまとめた。
Excelで印刷範囲をA4用紙ぴったりにするメリット
A4は印刷でもっともよく使われるサイズである。横が21cm、縦が29.7cmであり、企画書や履歴書などの資料はこのサイズで作られることが多い。そのため、Excelで作成した資料もA4で作った方が、他の資料と大きさを合わせることができる。
また、上司や取引先から「ファイルはA4用紙1枚でまとめるように」と指示されることもある。
Excelの印刷範囲をA4用紙ぴったりにする方法
Excelの印刷範囲をA4用紙ぴったりにする方法について解説する。A4用紙ぴったりにする手順は次のとおり。
- ページサイズをA4にする
- 印刷プレビューを確認する
1つ1つの手順について詳しく解説していく。
■1.ページサイズをA4にする
まず、ExcelのシートをA4サイズに合わせる必要がある。
「ページレイアウト」タブから「サイズ」⇒「A4」をクリックする。これで、シートをA4サイズにすることが可能だ。
クリックすると、次のようにシートに点線が表示される。A4用紙に収めたいなら
点線の内側に資料を作成する必要がある。
以下の画像では、表が点線の内側にあるため、A4用紙に収まるはずである。
■2.印刷プレビューを確認する
続いて、印刷プレビューを確認する必要がある。印刷プレビューを確認することで、Excelで作成した資料が本当にA4用紙に収まっているか確認できる。
上部の「ファイル」から「プリント」をクリックすると、印刷設定画面を開ける。
画面左に印刷プレビューが表示される。プレビューを見ると、資料が正しくA4用紙に収まっていることが確認できる。
試しに、表に列を追加してA4用紙からはみ出るようにしてみる。
印刷プレビューを確認すると「FAX」列が1ページ目に収まらず、2ページ目になっていることが分かる。
印刷対象をA4用紙中央に配置する方法
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上記の方法でExcelの資料をA4用紙ぴったりにすることはできる。だが、作成した表が上に寄ってしまっているのが気になる方はいるだろう。そこで、印刷対象をA4用紙の中央に配置する方法を解説する。
「ページレイアウト」タブから「ページ設定」をクリック。
「余白」タブをクリックし、ページ中央の「水平」「垂直」の2つにチェックを入れる。チェックを入れたら「OK」をクリックする。これで印刷対象が中央に配置される。
印刷プレビューを確認すると、表が真ん中に表示されていることが分かる。
印刷対象を拡大・縮小する方法
次に、印刷対象を拡大・縮小する方法を解説する。
「ページレイアウト」タブから「ページ設定」をクリックする。
「ページ」タブをクリックし、「拡大/縮小」にチェックを入れる。数値は試しに「150」にしてみる。変更したら「OK」をクリック。
印刷プレビューを確認すると、印刷対象が拡大されていることが分かる。以下の画像では、印刷対象が拡大された影響で、表の一部が2ページ目に移っている。