後の事柄を強調する際の表現
「さることながら」は、当然を前提としたうえで、後の事柄を並列して際立たせる表現だった。相手方が知っている事柄であることと、強調のテーマを明確にしておけば矛盾を生まない。
注意点を守るのが肝だが、コツさえ掴めば言い換えでの表現で使い分けも容易だろう。ビジネス以外でも使えるため、ぜひ積極的に活用していってほしい。
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文/shiro