今後は「予定人数を採用できなかった」企業の8割が「採用活動の継続」で対応
Q6. 今後どのような取り組みを予定していますか?(MA)
対象:Q3で「いいえ」と答えた人(n=25)
「2023年度の人事採用について、予定通りの人数を採用できましたか?」という質問に「いいえ」と答えた人に、今回の結果を受けて今後どのような取り組みを予定しているか聞いたところ、「採用活動の継続」が80.0%、「AIの活用・デジタル化による自動化や省力化」が28.0%、「特になし」が12.0%、「事業縮小・撤退」が4.0%、その他が4.0%だった。
Q7. 2023年の採用活動の結果を受けて、今後どのような取り組みを予定していますか?(MA)
対象:Q3で「はい」と答えた人(n=23)
一方、「2023年度の人事採用について、予定通りの人数を採用できましたか?」という質問に「はい」と答えた人に、今回の結果を受けて今後どのような取り組みを予定しているか聞いたところ、「特になし」が34.8%、「既存事業拡大」が21.7%、「更なる増員をするための採用活動の継続」が17.4%、「退職者数を補填するための採用活動の継続」が13.0%、「新規事業立ち上げ」が8.7%、その他が13.0%となった。
採用活動を実施した企業、「充分な応募が来なかった」が7割超
Q8. 2023年度の採用活動において充分に応募がありましたか?(SA)
対象:Q1で「はい」と答えた人(n=48)
2023年度に人事採用の活動を実施したと答えた人に、充分に応募が来たか聞いたところ、「いいえ」が70.8%、「はい」が29.2%という結果に。
採用強化した人材、「専門職・技術者」が過半数、人事などバックオフィス系は約4%
Q9. どういった職種の人材の採用を強化しましたか?(MA)
対象:Q1で「はい」と答えた人(n=48)
2023年度に人事採用の活動を実施したと答えた人に、どういった職種の人材の採用を強化したか聞いたところ、「専門職・技術者」が56.3%、「特にない」が16.7%、「営業」が14.6%、「事務・アシスタント」が10.4%、「経営戦略・経営企画」「マーケティング」が4.2%、「総務」「経理」が2.1%、その他が10.4%という結果に。また、「人事」「広報」は0.0%だった。
採用活動におけるコストについて
Q10. 2023年度の人事採用について、予定通りのコストで採用活動を実行できましたか?(SA)
対象:Q1で「はい」と答えた人(n=48)
2023年度に人事採用の活動を実施したと答えた人に、予定通りのコストで採用活動を実行できたか聞いたところ、「はい」が68.7%、「いいえ」が31.3%だった。
Q11. 予定通りのコスト内で採用活動が実行できた理由は何ですか?(MA)
対象:Q10で「はい」と答えた人(n=33)
上記で「はい」と答えた人にその理由を聞いたところ、「求人媒体への掲載費を抑えたから」が39.4%、「人材紹介会社へ支払う手数料を抑えたから」「採用活動に関わる社員の人件費を抑えたから」が15.2%、「採用者への給与を抑えたから」が12.1%、「採用者の育成費用を抑えたから」「会社説明会やセミナーなどの企画費を抑えたから」が3.0%、その他が27.3%という回答だった。
Q12. 予定通りのコスト内で採用活動が実行できなかった理由は何ですか?(MA)
対象:Q10で「いいえ」と答えた人(n=15)
一方、「いいえ」と答えた人の理由は、「求人媒体への掲載費を抑えなかったから」「採用者の育成費用を抑えなかったから」が26.7%、「採用者への給与を抑えなかったから」が20.0%、「会社説明会やセミナーなどの企画費を抑えなかったから」が13.3%、「採用活動に関わる社員の人件費を抑えなかったから」「人材紹介会社へ支払う手数料を抑えなかったから」が6.7%、その他が33.3%となっているいう。
採用活動において抑えることを意識したコスト、1位は「求人媒体への掲載費」
Q13. 2023年度の採用活動において、何のコストを抑えることを意識しましたか(節約しようとしましたか?)?(MA)
対象:Q1で「はい」と答えた人(n=48)
2023年度に人事採用の活動を実施したと答えた人に、何のコストを抑えることを意識したか (節約しようとしたか)を聞いたところ、「求人媒体への掲載費」が56.3%、「採用に関わる人件費」が33.3%、「人材紹介会社へ支払う手数料」が27.1%、「採用者への給与」が10.4%、「採用活動における説明会やセミナーなどの出展・企画費」が8.3%、「採用者の育成費」が6.3%、その他が8.3%という結果が得られた。
雇用形態は約8割が「正社員」、その過半数が「求人媒体を通した応募からの採用」
Q14. 2023年度の採用活動において、採用した人材の雇用形態はどのようなものでしたか?(MA)
対象:Q1で「はい」と答えた人(n=48)
2023年度に人事採用の活動を実施したと答えた人に、採用した人材の雇用形態について聞いたところ、「正社員」が77.1%、「アルバイト・パート」が37.5%、「契約社員」が10.4%、「派遣社員」が2.1%という回答順になっている。
Q15. どのようなルートで採用が成功しましたか?(MA)
対象:Q14で「正社員」または「アルバイト・パート」と答えた人(n=47)
また、上記で「正社員」または「アルバイト・パート」と答えた人に、どのようなルートで採用が成功したか聞いたところ、「求人媒体を通した応募からの採用」が51.1%、「既存社員からの紹介(リファラル採用)」が29.8%、「人材紹介企業からの採用」が4.3%、その他が23.4%という回答結果だった。
調査概要
調査タイトル/2023年度採用計画に関するアンケート
調査方法/インターネットリサーチ
調査期間/2024年3月19日~26日
調査対象/中小企業/零細企業の従業員82人、代表取締役/個人事業主145人
出典/株式会社フリーウェイジャパン
関連情報
https://freeway-japan.com/
構成/清水眞希