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スーパーで立ち飲みできる!?ブレーク直前とウワサの「スーパー角打ち」で呑んでみた

2024.04.25

主婦の主戦場・スーパーが、男性や若者向けにシフト!?

物価上昇による買い控えに対抗すべく、これまで主婦の主戦場だったスーパーに男性や学生も呼び寄せようと、大小スーパーがさまざまな策を練っている(関連記事:「50周年を迎えたイオンのPB「トップバリュ」がZ世代向け商品を強化する理由」。

そんな中、注目されているのが、“スーパー角打ち(かくうち)”。角打ちとは、酒屋で購入した酒を店内でそのまま飲むスタイル。この「酒屋」をスーパーマーケットに置き換えたのが「スーパー角打ち」だ。

全国的に有名なのは、ゲソ天が地元グルメとして大人気の山形県のスーパー「エンドー」。筆者もいつか行ってみたいと憧れていたが、最近、近所にあ鮮魚スーパー「漁港問屋 早鈴直売所」(横浜市港北区)が角打ちスタイルの居酒屋を始めていることに気づいた(昼しか買い物をしないので、気づかなかった)。何度か入ろうとしたが、小さな店なのでいつ行っても満員で入れない。オープンと同時に入ってやっと飲むことができた。

▲昼間は鮮魚スーパー

▲夕方6時半から立ち飲みに変身。オープン直後からこの賑わい

安さと新鮮さ、クオリティの高さで地元民に愛されている鮮魚スーパー

「漁港問屋 早鈴直売所」がオープンしたのは、2021年の1月30日。開通したばかりの東急新横浜線「新綱島」駅からも東急東横線「綱島」駅からも徒歩3分ほどの好立地だ。

店内右側には冷蔵ケースがあり、手前に鮮魚の切り身や刺身、奥には加工品なども並んでいる。中央がお弁当やお惣菜売り場。

左側には生簀があり、その奥で魚を捌いているのが見える。これから捌かれる魚が氷詰めで置かれていて、まるで漁港のよう。

冷蔵ケースに並べられている魚は新鮮なのはもちろん、激安で、一般的なスーパーの半値くらいの感覚。

後で聞いたところによると、この店は社長の早瀬氏が、朝3時から近くの漁港で直接仕入れて、その日のうちに店に並べているとのこと。市場や仲買人を通さず、店内でさばいているからこそ可能な価格だという。

▲鮮魚を使用した煮物や揚げ物、焼物、お弁当もクオリティが高く、大人気

つまみは180円から、お酒は399円から!

夕方6時半になると、上の写真左の鮮魚売り場が、右のような一人飲み用のカウンターに変身。中央の総菜売り場もテーブルに早変わり。すると待ちかねたように続々とお客が入ってくる。若い年代の男女も多く、約半数が女性だ。

黒板にその日のおつまみメニューが表示される。その日にあがった魚次第なので、日替わりだが、最低価格が180円。しかもそれがきちんと手がかかったメニューなのに驚く。中心価格帯は280円~380円だ。

ドリンクは、生ビール・ハイボール・サワー各種がオール399円と、こちらも激安。

テーブル番号と注文を紙に書いて店員さんに渡す旧サイゼリヤ方式。

鮮魚スーパーの立ち飲みに来たからには、お刺身はぜったいはずせない。まずは1人1点限りという「中トロ入り マグロ切り落とし」(380円)から。この価格なのに、びっくりするほど身が厚い。身が厚いから、口の中のとろけ感が半端ない。このマグロ切り落としだけでもう、ワンカップ1本いけそうな圧倒的な美味しさ。

「めかぶ卵焼き」(180円)は、めかぶ漁師がよく食べている漁師メシだという。焼きたての熱々でたっぷり入ったメカブのトロトロ感、ほどよい粘り、旨みに驚く。これが180円だなんて、申し訳なくて手を合わせたくなる。

「生エイヒレ 唐揚げ」(280円)。こちらも舌を焼けどしそうな熱々で運ばれてきた。エイヒレの唐揚げを食べたのは初めて。軟骨に絡んだとろんとろんのコラーゲンがたまらない。酒も進んで止まらない。

あっという間に1杯目が終わり、2杯目は、「ガリサワー」(399円)に。ガリたっぷりで、このガリをつまみながらでも軽く30分は飲めそうな気がする…。

ここらで奮発して、初の480円メニューを投入。「生牡蠣 韓国風酢味噌」(480円)に使用されている牡蠣は、坂越湾の名匠・成林宏次氏が手掛けたもので、特約店のみ販売が許されているという逸品だ(※今季出荷は終了)。

「マグロ旨煮」(280円)も、タレがたっぷりしみこんでいて、身がプリプリ。魚が新鮮だと、ただの煮物もこんなに美味しくなるのかと驚く。

早瀬社長は長年にわたり、朝獲れ鮮魚にこだわるさまざまな料理店に魚を卸しており、その際、魚の調理法や料理の相談にのることも多いという。飲食店経営の経験もあるとのことで、料理のクオリティの高さの秘密がわかった。

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