安定感を重視するなら『GLA 180』、スタイル重視なら『クラウン スポーツ』
トヨタ『クラウン スポーツ』
[運動性能]直4、2.5Lのガソリンエンジン+前後のモーターによる走りは100km/h以下でのスポーツ走行が楽しめる仕上がり。18点
[居住性]前後席ともに頭上の圧迫感が気になる。後席は床面中央にトンネルがあり左右1名ずつが限界。後席の窓は全開しない。18点
[装備の充実度]快適装備から予防安全、駐車・走行支援、セキュリティー、ナビ、オーディオまで、ほぼ標準で装備されている。19点
[デザイン]どのクルマにも似ていない個性的なデザインは国産車の中でもピカ一。カラバリも輸入車並みに充実している。19点
[爽快感]2.5Lエンジンは始動するとそれなりに音が侵入してくるが、もう少しスポーティーな音に仕上げてほしかった。17点
[評価点数]91点
メルセデス・ベンツ『GLA 180』
[運動性能]4気筒1.3Lのガソリンターボは1800回転からの反応が良く、Sモードを使えば、キビキビした走りが楽しめる。18点
[居住性]全長は短めだがホイールベースが長いので前後席ともに狭さを感じない。乗り心地も低速から高速まで安定している。18点
[装備の充実度]「Sクラス」と同レベルのナビになったとはいえ装備はGLシリーズのエントリーモデル。オプションはマストで選ぼう。17点
[デザイン]GLシリーズはGLA、GLB、GLC、GLE、GLSまでラインアップ。ボディーのデザインも共通項が多いがクラスによる品質差はある。19点
[爽快感]コンパクトで着座位置が高めのボディーは見切りもよく扱いやすい。1.3LターボもSモードで走れば俊敏だ。17点
[評価点数]89点
取材・文/石川真禧照 撮影/望月浩彦
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