「物流2024年問題」により、ドライバー不足に伴う流通の滞りが懸念されている昨今。そんな中、これまで配達員の大きな負担となっていた「再配達」を有料化する機運が高まっているが、実際のところ、どれくらいの配達員が「再配達を有料化すべき」と考えているのだろうか?
PYKES PEAKはこのほど、配達員163名、消費者53名を対象に「再配達」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
配達員の約75%が「再配達を有料化するべき」と回答
配達員を対象に「再配達を有料化すべきか」と尋ねたところ、74.8%と4人のうち3人が「有料化すべき」と回答した。
続いて「宅配ボックスが普及してほしいか」と尋ねたところ、「強く思う」が84%、「そこそこ思う」が12.9%となり、ほぼ全ての配達員が宅配ボックスを求めていることがわかった。
「お客様不在時ストレスを感じるか」と尋ねたところ、「強く感じる」が23.9%、「まあ感じる」が39.3%となり、63.2%がストレスを感じていることがわかった。
「日時指定で不在と、通常配達時で不在の場合どちらがストレスを感じるか」と尋ねたところ、93.2%が「日時指定で不在の場合」と回答した。時間指定であれば、間に合わせるために急いだり、焦ったりすることで、通常配達よりストレスを感じる要因になっていると考えられる。