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再配達は有料化すべきか?「物流2024年問題」に直面する配達員の本音

2024.04.11

一方、消費者側の認識は?

配達員が宅配ボックスを求め、再配達にストレスを抱えている一方、消費者はどう思っているのか?消費者にもアンケートを取り、再配達に関する認識を調査した。

「再配達をお願いする時、配達員に申し訳なさを感じるか」と尋ねたところ、94.7%が「はい」と回答した。消費者としても、わざわざ同じ場所に何度も配達してもらうのは、罪悪感を感じていることがわかった。

「物流2024年問題に対して何らかのアクションを取ったことはあるか」と質問したところ、「ない」が82.5%と大多数を占めた。罪悪感はありつつも、何をしたらいいのかわからない、コストをかけるまでには踏み切れていない消費者が多いと考えられる。

配達員からは「宅配ボックスは種類が多くて、わかりづらい」という声が多数

以下では配達員を対象にした「宅配ボックス」に関するアンケート調査の結果を紹介する。

「宅配ボックスの使い方を『わかりづらい』と感じたことはあるか」と尋ねたところ、「たまに感じる」が51%を占めた。

「複数回投函できる配達ボックスは1回しか投函できないものと比べ、便利だと思うか」と質問したところ、「かなり思う」が61.6%、「まあ思う」が29.4%となり、8割以上の配達員が「複数回投函できるタイプは便利」と考えていることがわかった。

しかし「複数投函できる宅配ボックスを見かけたことがあるか」と質問した結果、「ある」が36.2%にとどまり、複数投函できる宅配ボックスは、まだまだ一般家庭に浸透していない実態が見て取れた。

<調査概要>
配達員への調査
・調査手法:自社調査
・調査対象:個人向け宅配配達員
・回収サンプル数:163

消費者への調査
・調査手法:自社調査
・調査対象:全国の男女
・調査期間:2023年10月13日~2023年10月31日
・回収サンプル数:53

出典元:Fun Standard株式会社

構成/こじへい

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