4割近くの企業で「女性」や「外国人」など多様な人材の採用を強化予定
将来的な労働力不足に対して多様な人材の活躍が期待されるなか、今後の「外国人」「高齢者」「女性」「障害者」の雇用および採用状況について尋ねたところ、いずれかの人材について『採用予定がある』企業は78.4%であった。
なかでも、「採用を拡大」する予定の企業は37.7%と、4割近くの企業で多様な人材の採用を強化する動きがみられる。
『採用予定がある』について人材別にみると、「女性」は72.6%で最も高く、「高齢者」が50.2%で続いた。「外国人」(31.6%)および「障害者」(30.4%)は3割台となった。また、「採用を拡大」企業についても「女性」(19.4%)が最も高い結果に。
他方、「外国人」(16.7%)および「障害者」(13.8%)の割合は「高齢者」(10.9%)を上回る結果となり、特に「外国人」は「採用を拡大」する企業の割合が「変わらない」を上回っている。
調査概要
調査期間:2024年2月15日~2月29日
調査対象:全国2万7,443社で、有効回答企業数は1万1,267社(回答率41.1%)
※雇用動向に関する調査は2005年2月以降、毎年実施し、今回で20回目
調査機関:株式会社帝国データバンク
構成/Ara