小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

平日と休日の就寝・起床時刻のズレが2時間以上ある人の特徴

2024.03.20

睡眠のズレから生じる生活・睡眠における満足度の違い

仕事やキャリア、健康状態、人間関係、日常のストレス度合いなどの生活における満足度を調査したところ、ソーシャルジェットラグが2時間以上ある人は、仕事やキャリアに関する不満は37.7%、経済的な状況は49.2%、日常のストレスに関しては46.6%と、ソーシャルジェットラグが少ない人(30分未満)と比較して、10%ほど不満と感じる傾向にあることが分かった。

▼ソーシャルジェットラグ別における生活の満足度(※数値が高いほど、満足度が高い状況)

自身の睡眠における満足度を調査した結果、34.4%が満足、37.6%が不満を持っていることが判明(どちらでもないと回答した人は28.0%)。

そして、睡眠の総合的な満足度は男女ともに20代から40代へと年齢上がるにつれて満足度が下がる傾向にあることが見てとれる。

さらに、ソーシャルジェットラグが1時間30分未満~2時間以上ある人は、40%~45%の割合で睡眠に関して不満を持っており、30分未満・1時間未満の人と比較すると、約10ポイントの満足度の違いが見えてきた。

▼各世代・男女別における睡眠の満足度

また、睡眠において「悩んでいる」ことを調査したところ、「寝起きが悪い/寝起きがスッキリしない」「起きたい時間よりも早く起きてしまう」「よく寝過ごす」といった「起床時の悩み」に関しては40.7%の人が回答。

「寝つきが悪い/スムーズに寝つけない」「眠りが浅い/熟睡できない」「夜中に目が覚める」などの「就寝時の悩み」は47.8%の人が回答する結果となった。

さらに、ソーシャルジェットラグ別に分析した結果、「休日前の金曜日や土曜日はついつい夜更かししてしまう」という項目では、2時間以上のソーシャルジェットラグの人の51.6%の人が悩んでいることが判明した。

▼全体およびソーシャル・ジェットラグ別における睡眠の悩み

自身の「睡眠」について改善またはより良くしたいと思いますか?という質問に関しては、74.3%の人が改善したいと回答していた。

さらに改善意向のある人に、「現状において改善・より良くするために十分な取り組みができていると思いますか?」という質問については、52.6%の割合で、「どのようなことをするのがいいか、よくわからない」「睡眠の受診が面倒に感じる」と回答。

睡眠への改善意向はあるものの、改善策を見出せないままになっている「睡眠改善難民」の人が2人に1人いることが分かった。

▼睡眠改善意向の割合(n=999)

▼改善に取り組めない理由(n=742)※自身の睡眠に改善の意向のある人対象

約4人に1人が平日の昼寝、約2人に1人が休日の昼寝を実施

平日における昼寝について調査したところ、73.4%の人が「昼寝をすることはない」と回答。一方で、休日においては55.0%の人が昼寝を行っていることが分かった。

さらに、ソーシャルジェットラグ別に分析した結果、30分未満のソーシャルジェットラグ層では、50.6%の方が「休日の昼寝はすることはない」と回答。

1時間以上のソーシャルジェットラグ層は全体よりも休日に昼寝する傾向にあり、さらには1時間30分以上のソーシャルジェットラグ層は1時間以上の昼寝をする割合が全体と比較して10ポイント以上高い結果になっている。

また、「睡眠に関する仕組みやサービスについて、あなたが欲しい/参加したい物・コト」について調査したところ、「会社が昼寝できる環境を提供してくれる」と30.4%の人が回答し、昼寝環境を求める声がTOPの回答となった。

▼平日における昼寝状況について(n=999)

▼休日における昼寝状況について(n=999)

▼ソーシャルジェットラグ別における休日の昼寝状況について(n=999)

▼睡眠に関する仕組みやサービスについて、あなたが欲しい/参加したい物・コトについて

■坪田先生コメント:16時以降の眠気は「睡眠負債」のサイン?14時~16時の20分程度のパワーナップ(昼寝)が鍵

人体のメカニズム上、眠気は、午前2時~4時と14時~16時の2つタイミングでピークを迎えます。そのため、午後の眠気ピーク時間に昼寝を取ると効果的です。仕事をしている方は、食事の後に仮眠・昼寝を取るのが効果的です。

一般的に、昼12時以降の短時間の仮眠をパワーナップと呼びます。パワーナップの目安としては 10 分~20 分、ご高齢の方であれば30分ほどの時間が効果を発揮します。

20分程度あれば浅い睡眠となり、眠気と疲労感が軽減され、作業効率がアップするとされています。睡眠不足は注意力や集中力、生産性の低下を招きます。ただし、16時以降の仮眠は避けるべきです。

16時以降に仮眠を取ると、かえって夜の入眠時間が遅れ、十分な睡眠時間を確保することが難しくなります。16時以降に眠気を感じる方は「睡眠負債」のサインとなりますので、日ごろの睡眠時間の見直しを行うのが良いと思います。

休日の昼寝に関しては、1時間30分ほどが効果的と言われています。1時間30分ほどの睡眠は、睡眠周期の一つ分と言われ、浅い眠りから深い眠り、そして覚醒状態までに持っていくことが可能です。なお、休日の昼寝のことを「ホリデーナップ」と呼びます。

調査概要
調査名:睡眠に関する実態調査
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:週休二日制の企業に勤める20代~60代の男女999名
調査期間:2024年2月13日~2024年2月14日
調査企画:コアラスリープジャパン株式会社
※本調査結果において、比率は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計した数字が100%にならない場合がある。

関連情報
https://koala.com/ja-jp

構成/Ara

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年5月16日(木) 発売

新NISAで狙え!DIME最新号は「急成長企業55」、次のNVIDIAはどこだ!?

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。