オフィスワークとテレワークを組み合わせた「ハイブリッドワーク」。コロナ禍におけるテレワークの急速な普及と、アフターコロナにおけるオフィスワークへの回帰により、導入する会社が増えたこの新しい働き方だが、新入社員は「ハイブリッドワーク」について、どのような悩みを抱えているのだろうか?
oViceはこのほど、ハイブリッドワーク実施企業に勤める2022年度・2023年度入社の社員107名を対象に「新入社員のハイブリッドワークに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
「コミュニケーション」に関するハイブリッドワークの悩み
「Q.ハイブリッドワークを行う中で、『コミュニケーション関連』で困った出来事があれば教えてください(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「上司・先輩の様子が見えないため質問・相談するタイミングがわからない」が49.5%。一般的には多いと思われる「出社とリモートメンバーが混在する会議の調整が大変」は25.2%、「話したい人を探すのに手間と時間がかかる」は22.4%となり、大きく差が開いた。
「相手の顔がわからないと込み入った相談がしにくい」や「わからないときにすぐ聞けない」などの困りごとも
上記質問で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q.上記質問で回答した以外に、『コミュニケーション関連』で困った出来事があれば教えてください(自由回答)」(n=103)と質問したところ、「上司がいつ忙しいかがわからない。」や「わからないときにすぐ聞けない」など45の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・25歳:休みなのか休みでないのか分からない。
・25歳:上司がいつ忙しいかがわからない。
・25歳:わからないときにすぐ聞けない。
・25歳:1人ずつしか話せないことが不便である。
・22歳:文面で伝えるのが難しいときがある。