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上司の9割が「部下に忖度した経験あり」、上司と部下の関係性はどう変化した?

2024.03.21

部下は「上司に敬意を払う」ことを意識

現在部下がいると回答した上司162人に部下の理想像を聞くと、「コミュニケーションを大切にする」が59.7%で最多となり、次いで「自身の考えや提案を積極的に伝える」が50.0%、「自己管理と能力の向上に努める」が44.4%となった。

他方、現在上司がいると回答した部下487人に上司との関わりで意識することを聞くと、「敬意を払う」が60.9%で最多となり、次いで「コミュニケーションを大切にする」が56.6%、「上司の指示に従う」が53.6%となった。

上司の91.4%が部下への忖度経験「あり」

現在部下がいると回答した上司162人に部下への忖度経験を聞くと、「とてもある」が17.9%、「ある」が34.6%、「どちらかといえばある」が38.9%となり、91.4%と大多数が部下への忖度経験を有していることがわかった。

部下への忖度経験ありと回答した上司148人に具体的な忖度の内容を聞くと「トラブルやミスが起きたとき」が60.1%で最多となり、次いで「業務の優先順位や量の変更があるとき」が45.9%、「チームの雰囲気が良くないとき」が39.9%となった。

部下の71.8%が上司への忖度経験「あり」

現在上司がいると回答した部下487人に上司への忖度経験を聞くと、「とてもある」が11.7%、「ある」が29.3%、「どちらかといえばある」が30.8%となり、71.8%が上司への忖度経験を有していることがわかった。

上司への忖度経験ありと回答した部下277人に具体的な場面を聞くと、「気に入られるために同調をしておく」が58.1%で最多となり、次いで「衝突しないよう自分の意見を控える」が48.0%、「自身の評価を下げないため批判的意見は避ける」が45.8%となった。

全体の66.4%が「部下が上司に合わせることに賛成」 

回答者全体の629人に上司と部下の振る舞いへの賛否を聞くと、「部下が合わせるにとても賛成」が6.8%、「部下が合わせるに賛成」が16.4%、「どちらかといえば部下が合わせるに賛成」が43.2%となり、部下が上司に合わせることに賛成している人は66.4%に達した。

最後に、上司・部下それぞれから自由記述でコメントを求めたところ、「忖度」に関するコメントが顕著に見られた。

●上司からのコメント

・私が部下だった時はなんでも上司に合わせるのが普通だった。今は部下が個人として尊重されている
・部下の方がものを言いやすい時代に変わった。パワハラを恐れ上司としては強く出にくい
・なんでもない一言がハラスメントに該当しないかとても気を遣う時はあるが、部下とは仲良くしたい
・下に気を遣わない上司の方が信用されない時代な気がする。お互い忖度をしあってなんぼの世の中
・昭和は部下が上司に忖度するのが当たり前だった。令和は上司も部下に忖度する時代なのかな

●部下からのコメント

・上司には忖度するが、それは上司に気に入ってもらい関係性を深めたいと思っているから
・案外忖度をすることで、一定の信頼や関係構築に繋がっているのかもと上司と関わっていて思う
・上司には一定自分の意見は言うようにしているが、その分忖度もして部下としての敬意を示している
・部下が忖度するのは令和でも変わらない。関係性維持のためにも上司を立てるのも部下の役割
・過度に上司を持ち上げるのは逆に信用が薄れる気がする。だが部下として上司に従うのは当たり前

<調査概要>
調査対象者    :現在職を持つすべての社会人
          JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件     :全国 / 男女 / 20~50代
調査期間     :2024年1月31日~2月5日
有効回答数    :629人
調査方法     :インターネット調査

出典元:株式会社ライボ

構成/こじへい

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