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「テレビで流れているBGMの曲名が知りたい」「メロディはわかるけど曲名が出てこない」といった経験は、多くの人にあるはずです。
そんな時に便利なのが、iPhoneの「ミュージック認識」という機能です。本記事ではそんなミュージック認識機能や、Google アプリを使った鼻歌の検索方法について紹介していきます。
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この曲なんだっけ? という時に便利なiPhoneの「ミュージック認識」とは
iPhoneの「ミュージック認識」は、聞き取った音を「Shazam」のデータベース内にある、何千万もの楽曲と照合して、曲認識をする機能。iOS 17を搭載したiPhoneでは、専用のアプリではなく、コントロールセンターから起動できます。
コントロールセンターでミュージック認識のアイコンをタップすると、周囲の音を検知し、聞き取った音から曲名がポップアップで表示されます。Apple Musicに登録している場合は、そのまま最後まで曲を再生することも可能です。
曲の検索は、iPhoneから直接再生されている音の場合、イヤホンなどを接続していてもOK。iPhoneがインターネットに接続されていなくても、次回デバイスがインターネットに接続された時点で、Shazamデータベースと照合されます。
【参照】流れている曲を iPhone、iPad、Mac、Apple Watch の Shazam で調べる
iPhoneのミュージック認識機能では鼻歌の検索ができない?
Shazamでは、メロディを聞き取って楽曲を認識しているため、鼻歌でも正しい曲名が表示されることがあります。
ただし、鼻歌の場合は、実際に音楽を再生しているよりも正確性が落ちる傾向があるので、注意が必要。歌詞が分かる場合は、ミュージック認識機能ではなく、Web検索をする方が、早く曲名にたどり着けるかもしれません。
App Storeから鼻歌検索ができるサードパーティアプリをインストールするのもあり
ミュージック認識機能は、iPhoneにあらかじめ搭載されている機能。別途アプリも配信されていますが、インストールしなくても機能が利用できるのが魅力です。
App Storeには、鼻歌検索に特化したアプリも多数配信されています。精度はまちまちなので、気になるアプリがあれば、試してみるのもありでしょう。
iPhoneのGoogle アプリでも鼻歌検索ができるって知ってた?
ここまで、iPhoneにあらかじめ搭載されているミュージック認識機能について紹介してきましたが、曲の検索はほかのアプリを使ってもOKです。
鼻歌でも検索ができるアプリとして代表的なのが、「Google」アプリ。では、使い方もあわせてチェックしていきましょう。
iPhoneのGoogle アプリを使って鼻歌検索をするやり方
iPhoneでGoogle アプリを開くと、上部に検索ボックスが表示されています。
音声認識モードが起動できる、マイクのアイコンをタップすると、下部に「曲を検索」と表示されるのでタップします。周囲の音から音楽を検出するモードに切り替わるので、メロディや鼻歌を歌って、音楽の検索をしましょう。
【参照】近くで流れている曲について調べる
鼻歌検索やBGMの検索はiPhoneのSiriを使ってもできる?
ミュージック認識機能や、Googleといったサードパーティ製アプリのほか、iPhoneではSiriを使って鼻歌やBGMの検索をすることもできます。
Siriを起動するには、Face ID搭載モデルの場合はサイドボタン(電源ボタン)の長押し、ホームボタン搭載モデルではホームボタンを長押しします。もしくは、「Siri」、「Hey Siri」と声をかけてもOKです。
Siriの起動後は、声で「この曲の名前は?」といったように呼びかければ、周囲で流れている音楽の検索ができます。
【参照】iPhoneまたはiPadでSiriを使って曲を認識する
iPhoneのSiriに鼻歌を歌ってみた! 検索できない時の対処法は?
Siriが起動できない場合は、設定アプリの「Siriと検索」に進み、「Hey Siriを聞き取る」、「サイドボタン(ホームボタン)を押してSiriを使用」にチェックがついていることを確認しましょう。
また、Siriでの音楽検索は、iCloud同期とミュージック認識機能がオンになっていると、より快適に利用できるとのことなので、これらの設定もチェックしておきましょう。
【参照】iPhoneまたはiPadでSiriを使って曲を認識する
※データは2024年2月下旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦