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社会人歴3~5年目の先輩たちが新社会人に伝えたい、心身が不調になった時に思い出してほしい「我慢」以外の選択肢

2024.03.15

もうすぐ新年度となり、新社会人が入社してくる季節となる。春から働く新社会人たちのなかには、新たな環境に期待を抱く反面、働き方や健康管理、人間関係などに不安を感じる人もいるのではないだろうか。

ツムラは、心身の不調を無理に我慢することなく、誰もがいつでも心地よく生きられる健やかな社会を目指し2021年より「#OneMoreChoice プロジェクト」に取り組んでいる。

本プロジェクトの一環として、新たに始まる社会人生活で起こり得る「隠れ我慢」※1に着目し、この春から働く新社会人1,000人と、社会人歴3~5年目の先輩社会人1,000人に「働くことと不調※2に関する意識調査」を実施した。

※1:隠れ我慢とは、「心身の不調を我慢し、いつもどおりに仕事や家事を行うこと」とツムラで定義している。

※2:本調査において「不調」とは、心身に症状を感じている状態を指している。(例:頭痛、倦怠感、めまい、PMS、生理痛、憂うつ、不安感、イライラ、などの精神的および身体的な症状)

2024年4月から働く予定の新社会人1,000人に聞いた、意気込みと不安

2024年4月から働く予定の新社会人1,000人を対象に、社会人となるに当たっての気持ちを聞いた。

まず、4月から新社会人として働くに当たっての現在の心境を聞くと、約8割が「仕事を全力で頑張りたい」(80.4%)、「なるべく早く成長したい」(78.4%)と回答。

働く意欲は高く、約7割が「Z世代だからと甘やかされたくない」(68.9%)、「負荷が低すぎてやりがいを感じられない職場は嫌だ」(67.4%)と答えており、甘やかされる・ゆるすぎる職場は望んでいないようだ。

この春から働く新社会人が、学生の時点で思う「社会人として取るべき行動や考え方」を聞くと、約8割が「周りが頑張っているときは、自分も頑張るべきだ」(80.5%)、「自分の不調が原因で、周りに迷惑をかけてはいけない」(75.6%)と答えていた。

また、約7割が「新社会人のうちは、なるべく休まず頑張るべきだ」(69.0%)、6割が「仕事においては、多少の不調は我慢すべきだ」(60.0%)と答えている。

頑張りたい、成長したいという意欲の半面、不調でも休んではいけない、我慢して頑張らなければ…という先入観やイメージがあり、社会に出てから隠れ我慢をしてしまう可能性が見えてきた。

続いて新社会人生活で不安に感じていることを聞いたところ、新社会人の92.9%が何らかの不安を感じ、中でも心身の不調に関して不安を感じる新社会人は55.1%と半数を超えることが判明。

不安を感じている内容は、「人間関係がうまくいくか」(56.4%)、「新しい生活リズムになじめるか」(44.5%)、「コミュニケーションがとりやすいか」(43.9%)など、これから働くことに対しての不安が上位に挙がっていた。

また「仕事の影響で精神面の不調が出ないか」(34.7%)、「不調を感じたとき、周りに相談できるか」(31.0%)、「仕事の影響で身体的な不調が出ないか」(30.5%)など、心身の不調に対する不安を感じる新社会人も少なくないようだ。

働くことに関する不安を具体的に聞くと、「不調による早退は可能か」(18歳・女性)、「頭痛持ちや胃が弱いなど、慢性的な体調不良によって、仕事への支障を来すかもしれないときはどうすればいいか」(17歳・女性)などの意見が寄せられた。

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