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ExcelとChatGPTで実践!プロが指南する表組みの関数入力を爆速化する「AI壁打ち」の便利ワザ

2024.04.12

【超上級編】特定の文字や背景色を変更するコードも生成できる!

超上級編

ChatGPTでは、Excelに関連する特定の作業を自動化するための「VBAコード」も生成できる。「処理の要件が抽象的すぎると適切なコードは生成されません。『どの対象に』『どんな処理を』したいのか、具体的に示しましょう」(たてばやしさん)

生成されたコードの動作確認(デバッグ)でエラーをいち早く発見しよう!

ChatGPTが生成したコードをそのままコピー&ペーストして実行しても、エラーが発生することがある。VBAのエディタにはデバッグに役立つ機能が用意されているものの、ChatGPTでもエラーコード、メッセージ、コードなどを入力し、どのコードがエラーの原因なのかチェックできる。

面倒な入力を自動化できるおすすめ関数

VLOOKUP関数
最初の列から特定の値を検索し、該当する行の指定された列のデータを取得。必要な情報を素早く引き出せるのが美点だ。

IF関数
条件に応じてセルに表示させる値を変えたい時に使用しよう。条件式の真偽に応じて、2通りの異なる値を示してくれる。

COUNTIF関数
指定した範囲から検索条件に合うセルの数をカウント。特定のパターンや基準に一致するセルの個数を数えるのに便利。

SUMIF関数
条件を指定して数値を合計したい時に使う。複数の検索条件を満たした、すべての引数を合計する〝自動集計〟に不可欠。

COUNTA関数
指定した範囲内で、空白を除く何かしらのデータ(数値または文字列)が入力されているセルの個数を数えられる関数。

SUM関数
数値の合計を求めるための基本的な関数。複数の値を総計・算出したい場合、該当する範囲を指定して合計できる。

【応用編】ChatGPTを使うことでこんな表組み作りも簡単!

[事例1]社員数を把握する表組み作成

社員数を把握する表組み作成COUNTIF関数を使用し、条件に合ったセル(この場合は性別と部署)を数えて、なおかつ集計するための数式を聞く。すると、ベースのデータから必要なデータを効率的に抽出&集計する方法がわかる。

[事例2]売上データを集計する表組み

売上データを集計する表組みSUMIF関数を使用して、店舗別の売上金額を集計する方法について聞く場合は、上のようなプロンプトを入力しよう。条件に合ったセルだけを合計するという関数の使い方がわかり、計算がラクになる。

[事例3]商品名の入力を自動化する表組み

商品名の入力を自動化する表組み商品コードから商品名を自動的に入力できるVLOOKUP関数を使った数式を知りたい場合は、上のようなプロンプトを使おう。今まで時間のかかっていた商品名のデータ入力作業の手間が大幅に削減される。

取材・文/太田百合子

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