転職先が決まるまでの求人応募数は「2社」「3社」が合計40%以上
「転職先が決まるまで、何社に応募しましたか?」(n=344)という質問に対して、応募数が「2社」と回答した人が最も多く、次いで「3社」となった。一方で、応募数が「10社以上」と回答した人も多く、二極化傾向にあるようだ。
応募する求人数は、転職希望者のスキル・経験、キャリアビジョン、求める条件などに依存し、また、転職市場の競争状況や地域によっても変化する。
複数の企業に応募することで、選択肢を広げ、最適な転職先を見つける可能性が高まる。ただし、応募する求人の数だけでなく、内定獲得に向けた事前準備や面接対策も含めた転職活動の質も重要だ。
■転職活動を通して獲得した内定数、「1社」・「2社」が合計7割
「転職活動を通して、内定は何社出ましたか?」(n=344)と質問したところ、「1社」のみ内定が35.5%となり、2社以上の内定が64.5%以上となった。
また、内定が3社以上出た人(n=266)に「何社目の内定に対して入社意思決定しましたか?」と質問したところ、内定「2社目」で入社決定した方が約4割という結果に。
■転職エージェントを活用した転職後、年収が上がった人は88%
「前職と比較するとどれぐらい年収が上がりましたか?」(n=344)と質問したところ、一番多い回答が「50-99万円上がった」となった。
転職エージェントを利用することで、転職市場の情報提供や面接対策から給与交渉のサポートを受けることができることからこのような結果になったと考えられる。
調査概要
調査概要/【moovy】転職エージェントの利用に関する実態調査(20代〜40代の転職経験者344名)
調査方法/インターネット調査
調査期間/2024年1月19日〜同年1月21日
有効回答/転職エージェントの利用経験がある転職経験者(20代〜40代 計344名)
年代詳細/20歳~29歳:124名、30歳~39歳:111名、40歳~49歳:109名
関連情報
https://moovy.jp/
構成/清水眞希