各会員は500拠点を超える巨大なネットワークの利用が可能に
東日本旅客鉄道(以下JR東日本)と三井不動産は、シェアオフィス業界最大拠点数(※)での相互連携を2月21日(水)より開始する。
※シェアオフィス事業を行う企業2社における、相互連携拠点の合計数が最大(JR東日本・三井不動産調べ)
シェアオフィス領域においてJR東日本は駅を中心に「STATION WORK」を展開、移動中などにクイックに利用できる働く人の”1秒”を大切にするサービスを提供している。
三井不動産は都心部のオフィスビルを中心に「ワークスタイリング」を展開しており、オープンスペース、個室、会議室といった施設を充実させ、会員企業や会員の幸せな働き方を支援するコミュニティサービスを提供している。
近年は多様化する働き方に対応するためシェアオフィスの利用が定着したが、ユーザーのニーズをふまえ、より一層、場所や時間に縛られない新しい働き方を実現させたいという両社の想いから、今回の事業連携に至ったという。
今回の提携により、それぞれの会員は500拠点を超える巨大なネットワークを利用でき、その時々に合った“働き方”をより柔軟に選択できるようになる。
また、今後について両社は「双方の会員のさらなる利便性の向上を目指し、駅やオフィスビルといったそれぞれのアセットの強みを活かした連携施策も検討してまいります」とコメントしている。
STATION WORKとワークスタイリングの相互利用
2024年2月15日時点で、STATION WORKは約43万人、ワークスタイリングは約27万人の会員を有しており、シェアオフィスを活用した多様な働き方を推進してきた。
シェアオフィスの利用が定着する一方、双方の会員からは、「STATION WORKは便利だが、よりゆったりと過ごせる働く場も提供してほしい」「今いる駅の近くにワークスタイリングがなく、利用できず困った」等の声が寄せられていたという。
そこで今回の連携により、STATION WORK会員はオフィスビル内を中心に展開されているワークスタイリングが利用可能となり、その日の仕事のシーンや目的に合わせ、働く環境を選択できるようになった。
また、ワークスタイリング会員は、駅を中心に全国で展開しているSTATION WORKが利用可能となり、通勤や出張時のスキマ時間を利用し、効率的に仕事をすることが可能となる。
■STATION WORKについて
2019年8月に開業したJR東日本のシェアオフィス STATION WORK は、「働く人の“1秒”を大切に」を事業コンセプトに多様な働き方をサポートしており、今回の連携により、全国約1100カ所のネットワークとなる。
■ワークスタイリングについて
ワークスタイリングは、2017年4月のサービス開始以降、急速に進む働き方の多様化に合わせてサービスを展開している。2024年2月15日現在、総拠点数は138拠点となり、会員企業数約1000社、会員数約27万人。
<各サービスの特徴>
「ワークスタイリングSHARE」 /10分単位で利用可能なサテライトオフィス
「ワークスタイリングSOLO」 /個室に特化して集中できる拠点
「ワークスタイリングFLEX」 /1席からハイグレードビルにオフィスを持てるレンタルオフィス
関連情報
https://www.stationwork.jp/
https://mf.workstyling.jp/
構成/清水眞希