フリーアドレス形式のオフィスであっても、79.3%は「部署メンバーと近くの席で働く機会がほしい」と考えている
次に、フリーアドレス制のオフィスであっても、部署のメンバーと近くの席で働く機会がほしいかどうかを尋ねたところ、「毎日近くの席で働きたい」「週の半分以上近くの席で働きたい」「週に1~2日程度近くの席で働きたい」「週に数時間、集まる時間を設けて近くの席で働きたい」の合計(=グラフ青緑部分)は79.3%で、頻度の差はあれど「近くの席で働きたい」と考える人が多いことがわかった。
年代別で見ると60代以上で「(部署メンバーと)毎日近くの席で働きたい」が全体より9.1ポイント高い
また、男女差、年代差を見たところ、男女別の回答に大きな差は見受けられなかった。
一方、年代別では差が出ており、60代以上で「毎日近くの席で働きたい」が全体より9.1ポイント高く、「近くの席で働きたいとは思わない」が12.0ポイント低い結果となった。
予約制の席と予約不要の席の割合について、66.7%は「両方ほしい」と回答
フリーアドレスオフィスの中で、予約制の席と予約不要(=フリー)の席の理想的な割合はどの程度かを尋ねたところ、「予約制の席が多めが良いが、フリーで座れる席もほしい」「予約制の席とフリーの席半々くらいが良い」「フリーの席が多めが良いが、予約制の席もほしい」の合計(=グラフ青緑部分)が66.7%となった。
最後に、前問で「予約制の席とフリーの席の両方がほしい」と回答した人を対象に、「予約不要の席」に求める要素について複数回答で尋ねたところ、最も多くの回答を集めたのは「気兼ねなく電話やWebミーティングができる」で、以降はほぼ横並びの結果となった。
※「その他」の項目は回答が0件であったため割愛。
<調査概要>
方法:インターネット調査
回収日: 2023年12月27日
対象:日本全国のフリーアドレス形式のオフィスで働いた経験のある会社員・公務員
サンプル数:300人
構成/こじへい