固定席を持たず自由に座席を選択できるフリーアドレス制には、部門の垣根を越えたコミュニケーション促進などのメリットがある。その一方で「同じ部署のメンバーと集まって座る機会が減った」というデメリットが生じる可能性もある。
そこでプラス株式会社ファニチャーカンパニーはこのほど、フリーアドレス形式のオフィスで働いた経験のある会社員・公務員300名を対象に「職場の居心地」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
フリーアドレス経験者の70.3%は「部署やチームのメンバーが離れて座っている」ことによる課題を感じたことがある
フリーアドレスオフィスで働いている人/働いた経験のある人300名を対象に、「部署やチームのメンバーが離れて座っている」ことによる課題を感じたことがあるかを尋ねたところ、70.3%が「ある」と回答した。次に、課題の内訳を見ていく。
課題を感じたことが「ある」と回答した211人について、課題の内訳を見ていくと、「同じ部署のメンバーがどこに座っているかわからない」が48.3%で最も多く、以下「ちょっとした相談や確認をすぐにできない」「新人の育成やフォローが難しい」と続いた。
※「その他」の項目は回答が0件であったため割愛。