健康・美容機器の製造、販売および輸入を手がけるフジ医療器は、20歳以上の全国2382名を対象に「第11回 睡眠に関する調査」を実施。回答結果をグラフと図表にまとめて発表した。
睡眠についての不満がある人は94%
「睡眠に関して不満に感じることはありますか?」と質問したところ、93.6%が「不満がある」と回答した。「不満がある」と回答した人の数はこれまでの調査で毎回90%を超えている。
年代別に見ると最も多かったのは30代で97.2%、反対に最も少なかったのは70代以上の89.0%で、その差は8.2ポイント。若い世代ほど、睡眠に不満のある人が多い傾向があるようだ。
■睡眠に関して最も不満に感じることは「何度か目が覚める」が2年連続1位
「睡眠に関して最も不満に感じることは何ですか?」と質問したところ、回答の多かった順に「何度か目が覚める」(18.0%)、「トイレが近い」(16.1%)、「寝ても疲れがとれない」(15.1%)だった。「何度か目が覚める」は昨年に引き続き最も多い回答となっている。
年代別に見ると、特に20代~30代の人は「寝ても疲れがとれない」という回答が多い傾向があるようだ。年齢が上がるにつれ割合が大きくなっているのが「トイレが近い」という回答だった。