生成AIを使うメリット、上位は「生産性の向上」「労働時間の削減
【図6】生成AIを業務で「使用している」「使用を検討している」と回答した方に伺います。生成AIを使う上での、メリットは何ですか?(複数回答可)
【図7】 生成AIを業務で「使用している」「使用を検討している」と回答した方に伺います。生成AIを使う上での、懸念点は何ですか?(複数回答可)
生成AIを使うメリットを聞くと、上位は「生産性の向上」(74%)、「労働時間の削減」(71%)だった。
一方、生成AI使用上の懸念点として多く挙げられたのは「誤情報の発信」(60%)、「真偽の確認に手間がかかる」(53%)、「機密情報の漏洩」(49%)、「著作権・商標等の侵害」(47%)となった。
【図8】生成AIを業務で「使用していない(使う予定もない)」と回答した方に伺います。生成AIを使用しない理由を教えてください。(複数回答可)
また、生成AIを「使用していない(使う予定もない)」と回答した方にその理由を聞くと、上位は「自身の業務において必要性を感じない」(43%)、「使い方がわからない」(34%)、「情報が正確か不安」(25%)という結果が得られた。
■約3割が生成AIによる仕事への影響に対して「不安がある」と回答
【図9】生成AIの進化により、今後職を失ったり、会社・業界への影響など、不安を感じますか?(年代別)
【図10】 生成AIの進化により、今後職を失ったり、会社・業界への影響など、不安を感じますか?(職種別)
【図11】生成AIの進化により、今後職を失ったり、会社・業界への影響など、不安を感じますか?(年収別)
生成AIの進化によって、今後職を失うことや、会社・業界へ及ぼされる影響などに対して不安があるかを聞くと、27%が「不安がある」と回答した。
職種別で見ると「クリエイティブ系」の人は56%が不安視している一方、「コンサルタント系」の方は60%が「不安はない」と回答しており、職種別で大きく差が出た。
年収別では、年収1000万円以上の人のほうが「不安はない」との回答が多いことがわかる(1000万円未満:34%、1000万円以上:49%)
【図12】今後、生成AIの利用についてどう考えますか?
また、今後の生成AIの利用については、77%が「使っていきたい」(積極的に使っていきたい:15%、必要に応じて使っていきたい:62%)と回答した。
調査概要
調査方法/インターネットによるアンケート
調査対象/『ミドルの転職』を利用する35歳以上のユーザー
調査期間/2023年9月11日~2023年11月9日
有効回答数/1434名
関連情報
https://mid-tenshoku.com/
構成/清水眞希