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「世の中の当たり前を疑うことからイノベーションが起きる」タイミー・小川嶺代表インタビュー【前編】

2024.01.19

空いている時間を有効活用できるスキマバイトマッチングサービス「タイミー(Timee)」。その代表を務める小川嶺さんは、若干26歳。ビジネス誌『Forbes JAPAN』が選ぶ「日本の起業家ランキング2024」第2位に選出され、ますます注目の集まるZ世代の起業家精神とビジネス哲学とは。そのインタビューを2回に渡り、お送りする。

株式会社タイミー 代表取締役
小川嶺(おがわ・りょう)氏
1997年生まれ。立教大学経営学部卒。高校時代に起業に関心を持ち、リクルート/サイバーエージェントでのインターンを経験。2017年にアパレル関連事業の株式会社Recolle(レコレ)を他立ち上げるが、1年で事業転換を決意。その後、様々なアルバイトを複数掛け持ちした経験から「応募から勤務、報酬の受け取りが一つのアプリで完結できたら」とスキマバイト「タイミー」の開発に着手。大学在学中の2018年8月よりサービスをローンチ。趣味は将棋で認定3段の腕前。

祖父の死をきっかけに起業家への道を決意

大学3年の時にスキマバイトサービス「タイミー(Timee)をスタートさせ、わずか約5年でワーカー数600万人、導入事業者数6万6000社、事業所数約17万拠点、従業員数約1000名(2024年1月時点)を超える組織へ成長させた小川さん。高校時代に覚醒したという起業への情熱、勢いの止まらない大躍進の秘密はどこにあるのだろう。

「起業家を志したのは祖父の影響が大きいですね。祖父は、日本の乳業史の先駆けとなった『小川乳業』の御曹司として生まれながら、幼少期に家業が倒産。学生時代は、一家の担い手として大変な苦労を重ねたと聞いています。最終的には製薬会社の役員にまで上りつめたのですが、内心はずっと、事業を興して小川家を復興させたいと考えていたようです。そんな祖父を見て育ったことで、自然と起業精神が育まれたのだと思います」

高校3年の時、その尊敬する祖父が急逝。命のはかなさを実感すると同時に、深い悲しみから抜け出すべく、〝人生一度きり、いつかやりたいなら今からやらなければ〟と奮起した小川さん。この出来事がきっかけとなって、起業の道へ進む決断をする。

大学2年でアパレルサービスを起業するも挫折

「大学は高校からの内部進学で受験もなかったので、高校卒業直前の1月から3か月間、リクルート、サイバーエージェントが開催するインターンに参加し、ビジネスの基礎を学びました。また、高校の生徒会長に当選するために戦略を練った経験や、文化祭集客のために目標を立て必要なマーケティングなどを行ない、周囲を巻き込みながら実行に移すという経験では、リーダーとして組織を引っ張ることの楽しさを知りました」

その後、立教大学経営学部に進学すると、起業という目標に向けてがむしゃらに突き進んだ。大学1年生の時には、慶應義塾大学の「KBC(Keio Business Community)」の学生ビジネスコンテストで優勝。この時のアイデアを練り直し、「店舗で試着をするだけで、商品が割引になる」アパレルサービス、Recolle(レコレ)を立ち上げる。

「500万円の出資者が見つかったものの、結果として『Recolle』はピボット(方向転換)し、会社も解散しました。アパレルに興味があり、簡単におしゃれになりたいという承認欲求から発想したサービスでしたが、業界の人たちは、生地ひとつとっても議論の熱量が私とは違ったんですね。自分がそこまで高い解像度をアパレル業界に持てず、自分がやるべきものではないと判断したことが断念した理由です。いま振り返ると、『なぜあなたがアパレルをやるんですか?』と問われても、しっかり答えられなかった。そうしたところにくもりが生まれてしまったのが、最後までやり通せなかった原因かもしれません」

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