クリームシチューを食べる時に「ご飯とわける派」1位は鳥取県、「ご飯にかける派」1位は？

クリームシチューを食べたいと思う季節は「秋」「冬」、実際に食べ始めるのは「10月から」

クリームシチューを食べたいと思う季節と実際に食べ始める時期を聞いた。食べたいと思う季節は、12月～2月の「冬」（75.1％）、9月～11月の「秋」（40.4％）が多く、やはり寒い季節に食べたいメニューと言える［図4-1］。一方、クリームシチューを実際に食べ始めるのは、「10月」（13.4％）から増え始め、「11月」（25.8％）、「12月」（37.5％）が高くなっている［図4-2］。クリームシチューは、寒い季節の家庭の定番メニューとして、すっかり定着しているようだ。

全国ランキング　“わける県”1位「鳥取県」（80.2％）、“かける県”1位「沖縄県」（61.7％）

「ごはんと食べることが多い」と答えた「ごはん派」5,617人を対象に、都道府県別に「わける派」と「かける派」で見た。すると、「わける派」が多いのは「鳥取県」（80.2％）、「島根県」（79.5％）、「富山県」（78.9％）の順となり、“わける県”の上位には西日本の都道府県が多くランクインしている。

一方、「かける派」が多いのは「沖縄県」（61.7％）、「青森県」（49.6％）、「東京都」（48.5％）の順となり、1位の沖縄県以外は東日本に“かける県”の上位が集中している。また、1位の「沖縄県」は「かける派」61.7％：「わける派」38.3％と、「かける派」が断然多くなっている［図5］。沖縄県にはタコライスなどに代表される「混ぜて食べる」食文化があり、ワンディッシュの習慣が根強いことが考えられる。

ごはんと一緒にクリームシチューを食べる“ごはん県”は「新潟県」「富山県」「岩手県」など米どころ

全員を対象に、「ごはん派」と「パン派」が多い都道府県をランキング化した。

クリームシチューをごはんと一緒に食べる「ごはん派」が多い“ごはん県”は、「新潟県」（80.0％）を筆頭に、「富山県」（78.9％）、「岩手県」（77.2％）、「山形県」（75.0％）、「福島県」（73.9％）と全国有数の米どころが上位となった。

一方パンと一緒に食べる「パン派」が多い“パン県”は、「東京都」（32.8％）を筆頭に、「神奈川県」（31.7％）、「大阪府」（30.6％）、「京都府」（30.0％）、「埼玉県」（28.3％）と、上位の顔ぶれは都市部が多くなっている［図6］。