フリーランス化の意向について、50歳以上のエンジニアより、若手、ミドル層のエンジニアが高い傾向に
今後のフリーランス化の意向について調査をしたところ、50代で26%、40代で35.5%、30代で46.8%、20代では41.3%が「現在及び将来的にはフリーランスとして独立したい」と回答した。フリーランスとして独立を検討しているエンジニアは、50代は3割未満、20-40代については5割未満にとどまる結果となった。
その要因として、フリーランスになる事の不安要素に継続して仕事があるかわからない、収入が不安定であるという回答が多く挙げられ、また自分の年齢では仕事が見つかりにくいといった回答も一定数あった。
フリーランス化支援プログラムの利用意向は世代を問わず高い傾向に
フリーランス化支援プログラムがあった場合、受講への興味を調査したところ、年代問わず約8割のITエンジニアが「利用してみたい」と回答した。調査結果から、多くのITエンジニアがフリーランス化に興味を持っており、機会があれば検討したいと考えていることが明らかになった。
今回の調査により、定年後も長期的に就業をしたいと考えているITエンジニアが多いが、定年が近づくにつれ、様々な不安から働き方の選択肢が狭まってしまっていること、フリーランス化には興味があり、企業で働きながらも独立に向けた必要なサポートを受けたいと考えている人が多いことがわかった。
<調査概要>
調査対象 :全国の企業に勤めるエンジニア
サンプル数:第一期間 2202サンプル
第二期間 1346サンプル
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :第一期間 2023年4月5日(水)~ 2023年4月11日(火)
第二期間 2023年4月17日(月)~ 2023年4月23日(日)
出典元:PE-BANK調べ
構成/こじへい