Excelでふりがなを表示するには？覚えておきたい編集方法とPHONETIC関数の使い方

Excelで関数を使ってふりがなを表示する方法

最後に、関数を使ってふりがなを表示する方法を解説しよう。これまでは同じセル内にふりがなを表示していたが、関数を使えば異なるセルにふりがなを表示することが可能だ。

PHONETIC関数を使えば、ふりがなを他のセルに表示することができる。PHONETIC関数の使い方は単純で、引数にルビを振りたい漢字が入ったセルを指定すれば良い。

次の画像ではPHONETIC関数を使って、A1に入力された漢字にルビを振ろうとしている。

関数を実行すると「タナカ」と表示された。PHONETIC関数も時々使うことがあるので、使い方を覚えておくと良いだろう。

まとめ

本記事ではExcelでふりがなを表示する方法について図解した。最後にふりがなを表示する手順についておさらいしよう。

1. ふりがなを付けたいセルを選択
2. 「ホーム」⇒「ふりがなの表示/非表示」を選択

また、Excelで表示したふりがなを編集する方法は次のとおりである。

1. ふりがなを平仮名にする
   1. 「ホーム」⇒「ふりがなの表示/非表示」⇒「ふりがなの設定」を選択
   2. 種類欄から「ひらがな」にチェック
   3. 「OK」を選択
2. ふりがなの配置を中央揃えにする
   1. 「ホーム」⇒「ふりがなの表示/非表示」⇒「ふりがなの設定」を選択
   2. 配置欄から「中央揃え」にチェック
   3. 「OK」を選択
3. ふりがなのサイズを変更する
   1. 「ホーム」⇒「ふりがなの表示/非表示」⇒「ふりがなの設定」を選択
   2. 「フォント」⇒サイズ欄からサイズを変更
   3. 「OK」を選択
4. ふりがなの色を変更する
   1. 「ホーム」⇒「ふりがなの表示/非表示」⇒「ふりがなの設定」を選択
   2. 「フォント」⇒色欄から他の色に変更
   3. 「OK」を選択
5. ふりがなに下線を付ける
   1. 「ホーム」⇒「ふりがなの表示/非表示」⇒「ふりがなの設定」を選択
   2. 下線欄から「下線」を選択
   3. 「OK」を選択

ふりがなを付けた方が難読漢字の読み方が分かり、資料を渡された側にとって親切になる。

構成／編集部